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ワーママのカリスマが伝授!仕事と子育ての両立術

ふたりの息子さんの母親であり、スゴ腕の転職エージェントとして家庭とキャリアを両立する森本千賀子さんは、多くのワーママのロールモデルです。バイタリティ溢れるその活躍ぶりを支えているのは、これまで試行錯誤しながら磨き上げてきたという仕事術や時短術。工夫を重ねて辿りつかれた両立のテクニックについてお伺いしました。f:id:k_kushida:20160224193821j:plain

▲株式会社リクルートエグゼクティブエージェント エグゼクティブコンサルタント 森本千賀子

妊娠中から会社に復帰時の自分に向けて準備を!

私は、もともと戦略的にキャリアプランを考えるようにしていたので、妊娠中から「会社からの信頼貯金の残高を増やそう」と意識していました。妊娠がわかったときには、上司に「復帰後も、サポート体制を整えてしっかり働くつもりです」と話しました。これは実はすごく大事なこと。マタニティ・ハラスメントの問題もあって、上司側としては、こうした話を女性には聞きにくいもの。男性の場合は特に「どれくらい仕事にウェイトをおくの?」とは聞きづらい。だからこそ、自分から意思表明しておくことが重要なのです。復帰時まで人事預かりになるケースもあるので、意思を伝える相手として人事も忘れずに。会社からの「信頼貯金を増やす」には、会社にとって求められる人材になる、会社に恩を蓄積しておく、という2点が重要だと思います。職場を離れる前までの期間はパフォーマンスを向上させる努力をしたり、マネジメント業務も積極的に行ったり、しっかり仕事をする意欲・スタンスを持ち、そして見せておくことが大事です。

社内人脈の再確認をしつつ妊娠報告を

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現在所属している部署以外にも、これまでお世話になった人には、御礼もかねて妊娠報告をしておくことをおすすめします。私は人事や上司への報告を終えた後、元上司や先輩、後輩など、社内でお世話になった方をランチに誘いました。これまでの人脈を温め直しておくという意味と、様々な部署から情報が入ってくるように「情報源」を持っておきたいという動機がありました。こうやって挨拶しておくことで、「新しいサービス考えているから、戻るとき手伝ってよ」と声をかけてもらうことも。復帰する際に提示された配属部署の情報を集める際にも、こうした方々にとても助けてもらえました。また、社外で関わった方やクライアントでも関係性を大切にしたい方がいれば、タイミングをみて報告をしておくとよいでしょう。有事の際の配慮ある対応が、プラスに印象づけることにもなり、結果として信頼につながります。

産休前は職場に迷惑をかけない気の利く人でありたい

資格取得の勉強や読書など教養を高めるための活動など、産休中は様々なことをするチャンスでもあります。私は「関係性」を向上させるための工夫をいろいろとやりました。

たとえば産休中には、後輩やアシスタントスタッフたちを家に招待して料理を振る舞いました(笑)。自分が外に出るよりも、家に呼ぶ方がむしろ楽で好都合。おでんを大きな鍋にドカンと作って、みんなでおしゃべり。多いときは一回に15人ほど呼んで……のべ200人は家に呼んだと思います。

また、会社員の場合は会社支給の暑中見舞いや年賀状がありますが、産休・育休の間は自腹を切って自分で出していました。これまで作ってきた、いろいろな方との関係性を薄めないように、関係性をつなぐための工夫にはこだわっていましたね。

産休・育休中も社内についての情報をキャッチアップ

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