Newton Interstellar WatchFace : 相対性理論の「時間の遅れ」を体感できるAndroid Wear用ウォッチフェイス

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この記事では、アルバート・アインシュタインの一般相対性理論の発表 100 周年目にして「重力波」の観測に成功したという快挙に便乗して、同じくアインシュタインの特殊相対性理論の中で起こることが確認されている運動する物体の相対的な時間の遅れを体感できる Android Wear 用ウォッチフェイス「Newton: Interstellar WatchFace」を紹介します。先週、ニュースが世界中をかけめぐった「重力波」は、物体の運動に伴い発生する時空の揺らぎが波として時空を伝わる自然現象のことです。これは、20 世紀の天才物理学者 アルバート・アインシュタインが 1916 年に発表した(いわゆる)一般相対性理論の中で予言されていたにもかかわらず、この 100 年間は未確認でした。そのため、アインシュタインからの最後の宿題とも言われています。その重力波が観測されたということで、科学界は沸き立っています。重力波は身近な現象のようにも思えますが、実際に観測するには非常に困難で、超新星爆発や巨大質量の天体同士の衝突でしか観測する機会がなく、これまで誰も観測できなかったのです。今回紹介する「Newton: Interstellar WatchFace」は重力波のアプリではありませんが、同じく、アインシュタインが発表した特殊相対性理論の中で起こると確認されている「時間の遅れ」を、光りの速さに限りなく近いスピードで動くユーザーから見た地球の時刻という設定で体験できるウォッチフェイスアプリです。デザインがオシャレなので、単なるウォッチフェイスとしても使えそうです。数年間光に近いスピードで宇宙旅行をして地球に戻ってくると、地球の時間はかなり進んでいて、数年 ~ 数十年後の未来を見ることができる、とよく聞きますよね。それを再現しています。ウォッチフェイスの中央には現在の時刻が表示され、下部には地球の時刻が表示されます。現在の時刻は光速に近いスピードで動くユーザーの時刻(実際には地球の現在時刻です)なので、地球の時間は早く進みます。つまり、時間が経つに連れて地球の時刻がどれだけ進むのかを計算されたリアルな時刻として体験できるのです。アプリにはそれぞれの時刻のほかに、ケンタウルス座アルファ星やリゲルといった有名な恒星までの距離がゲージで表示されるので、擬似的に宇宙旅行を楽しめます。「Newton: Interstellar WatchFace」(Google Play)

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