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食べたことある?「チョコビール」に使う6種の麦芽を実食

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【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】(2014年12月の記事です)

サンクトガーレンの工場では2015年のバレンタイン準備がスタートしています。今日は発売10年目を迎えるチョコビールこと「インペリアルチョコレートスタウト」の仕込みです。

名前のインペリアルは「皇帝」という意味で、その昔ロシア女帝エカテリーナ2世に献上された“インペリアルスタウト”というスタイルを踏襲しています。黒ビールの中で最も多くの原料を使い、最も濃厚、最も強い個性をもちます。

ここに写っている麦芽、全てを1回の仕込みに使います。その量約650kg。通常、ゴールデンエールの仕込みには1回約450kgの麦芽を使います。約1.5倍の麦芽。でもそれだけじゃないんです。

ゴールデンエールは450kgの麦芽を使って、20バレル(3179.7459L)のビールが出来るのに対し、インペリアルチョコレートスタウトは650kgの麦芽を使って、10バレル(1589.87295L)のビールしか出来ません。

超特濃ビールです。使っている麦芽(モルト)は6種類。

■チョコレートモルト
チョコレートを使わずにチョコの風味を出しているこのビールの“要”ともいうべき麦芽。チョコレートと名前が付いていますが食べても甘くありません。高カカオのチョコレートのようなビターな風味をビールにもたらします。

■ブラックモルト
チョコレートモルトと見分けが付きませんが、こちらのほうが黒いです。ビールに真っ黒い色、焦げたロースト風味をもたらします。コーヒー豆をそのままかじったような味。

■ローストバーレイ
大麦を発芽させずに(麦芽化せずに)焙煎したもの。上記2つの麦芽よりさらに黒いです。ビールに真っ黒い色、焦げたロースト風味をもたらします。食べてみると焦げ味がします。

■ペールエールモルト
どのビールでも必ず使うベースとなる麦芽。チョコビールでも1番量を使っているのはこの麦芽です。焦げたパンが甘くないように、上記の焦げた麦芽からは発酵に必要な糖分がとれません。そのため、ビールのアルコール度数やボディを決定づける糖分はこの麦芽から抽出します。食べるとほのかに甘いです。6種の中で1番美味しいです(笑)。

■ウィートモルト
小麦麦芽。大麦と比べると少し丸味を帯びています。ビールにまろやかさや、泡持ちの良さをもたらします。食べてみるとクリスプで食感が良いです。

■フレークドウィート
コーンフレークのように見えますが、小麦です。食べてみるとモソモソ粉っぽいです。ビールの泡持ちを使用したり、まろやかさを出します。社長曰く、普通のウィートモルトよりこっちのほうがより泡持ち、まろやかさを出すのに効果的、とのこと。

個人的にはチョコレートモルト、ブラックモルト、ローステッドバーレーは殆ど見分けがつかなかったのですが、社長は現物を見て区別が付くのは当たり前のこと、写真でも区別が付いていました。色はもちろん、ツヤ感なども微妙に違うんだそうです。

[寄稿者:中川 美希]
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