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10万円を6億円にした為替トレーダーGFF氏インタビュー

昨年夏、『ニコニコ生放送』で為替取引の様子を放送し一躍旋風を巻き起こした人物がいる。彼の名はGFF(通称“グフフ”)。GFFさんは10万円を元手に為替取引を始め、わずか2か月弱の間で最大6億円もの利益をたたきだした。他人のトレードの様子を垣間見ることすら新鮮に感じられた当時、リアルタイムに100万円単位のお金が増減するGFFさんの人並外れたトレード放送は、我々視聴者にとってあまりにも刺激が強すぎた。その負け知らずの華麗なトレードはのちに数多くのフォロワーを生み出し、また彼の放送がきっかけで為替取引の世界に足を踏み入れたという人も少なくない。
今回そのGFFさんとコンタクトが取れたので当時の心境や今後の展望について伺ってみた。

GFFさんの手法が確立されるまで

-GFFさんが為替取引を始めたのはいつ頃ですか?
2008年の10月頃です。ちょうどリーマンショック(米国の投資銀行リーマンブラザーズの破綻をきっかけに起きた金融危機)で暴落してた頃に始めました。

-その頃1ドル100円を切ったという値ごろ感からドル建ての外貨預金をする人が増えましたがGFFさんも同様の考えで?
いえ、あるブログで円高が進む事を見てそっち(円高)に張ってました。

-始めた当初から勝てていたのですか?
始めた当初は負けてました。勝ち始める2010年5月19日までに多分400万円くらい。その間は自動車工場の期間工や食品工場のアルバイトで働いて毎月の給料の中から入金してトレードする感じで。家に帰ったらすぐにパソコンを立ち上げてやってました。仕事中もたまに携帯でレートをチェックしたりしてました(笑)。

-2010年の5月から勝ち始めたとのことですがトレードスタイルやメンタル面で何か変化があったのですか?
いや、何故か急に勝ち始めたんですよ。

-いわゆるGFF手法と呼ばれるRSI(相場の過熱感を表すテクニカル指標)にトレンドラインを引く手法も以前からやっていた、と。
RSIに線を引くのは、いつくらいにやり始めたのか覚えてないんですけど2010年当初には使っていたと思います。上手くいったり上手くいかなかったりしてたんですけど、その5月から急に当たりまくったんですよ。今思い返してみると当時の相場はこの手法が上手くいっていて、ある次期になるとまた当たらなくなる場面もきて……、自分に合う相場の時期というのはあるんだと思いました。

-あとGFFさんは大きな利幅を狙いに行くイメージなのですがその辺も以前から変わりなく?
それは、逆転の発想ってのがあって。よくコツコツドカンというのがあるじゃないですか。コツコツ利益を出しながらドカンとやられるやつ。じゃあそれの逆をやればいいんじゃないかと思ったんですよ。ドカンと利益を出しながら損切りはコツコツやっていく。これならもうかるんじゃないかと(笑)。実際にコツコツ損切っているかは怪しんですけど(笑)。それと為替始めた頃、取引手数料が高い業者を使ってたのもあるんですよ。計算したらその業者の手数料だけで50万円くらいいってて。それから手数料が安い業者に移ったんですけど、やっぱり手数料があるのでスキャルピング(細かい利ざやを稼ぐ取引スタイル)をやろうとかは思わなかったですね。

『ニコ生』で放送を開始。一躍時の人に。

-『ニコ生』で放送を始めたのがその突然勝ちだした1か月後の2010年6月20日からですが、そもそも放送をやろうと思ったきっかけは何だったんですか?
元々ニコ生のFX放送は見てたんですよ。面白いなーとは思ってて。始めた時は4000万くらいだったと思うんですけど自慢してやろうという気持ちなわけです。

-今でこそ大人気放送となってますが放送開始当初の雰囲気ってどんな感じだったんでしょ? 最初は過疎だったんですか?
最初はチャット放送でした。声乗せるのが恥ずかしくてね……。過疎は最初の数回だったと思います(1回目22人、2回目101人、3回目237人、4回目468人、5回目1898人)。

-億単位でお金を動かしているときに負けることに対する恐怖心のようなものはなかったですか?
当時は毎週1億円くらい勝ってたわけです。もうイケイケですよ。10万円から勝ち続けていたんで負けることは一切考えてませんでしたよね。それよりもお金もあったし身バレの方が怖かった記憶があります(笑)。

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