ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

2020年でセンター試験も廃止……”大学受験ビッグバン”で我が子の入試はどうなる?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 いよいよ明日明後日、1月16日(土)・17日(日)の2日間にわたり実施される大学入試センター試験。受験生本人以上に緊張しながら、試験会場に向かう我が子を見送った保護者も多いことでしょう。

 ところで、そんなセンター試験が、2020年から廃止されることをご存知でしょうか?

 書籍『2020年 激変する大学受験!』によれば、文部科学省主導の「大学入試改革」により、センター試験は廃止。2020年度からは、「大学入学希望者評価テスト(仮称)」がスタートし、新しい2つの共通試験が誕生します。新形式では、英語にはスピーキングテストが導入されるなど、従来型の知識重視の試験から、思考力・判断力・表現力を問う試験に転換するのだとか。

 また、見逃せないのが、2020年問題より2年早くやってくる「2018年問題」です。ムック本『大学の約束』(リクルートムック刊)によれば、90年代に3割~4割程度だった大学進学率が、現在では50%以上が大学に進学するようになり、大学進学率は横ばい状態。しかし、2018年以降では、18歳人口の減少により、大学入学者も減少することが予想され、定員割れが起きた結果、”淘汰”される大学も出てくると考えられています。学生を獲得するため、大学はこれまで以上に厳しい競争原理にさらされることとなるでしょう。

 もちろん大学側でも手をこまねいているわけではなく、2020年を待たずに、独自の改革を進める大学も続々と登場しつつあります。たとえば、九州大学では、実際に講義を受けてレポートを提出するという、センター試験を課さないAO入試「21世紀プログラム」を実施。

 ほかにも、一般選抜で、TOEIC・TOFLEなどの民間資格を利用する大学や、国際バカロレア入試を導入する大学も登場しています。さらに2016年度から東京大学や京都大学でも、推薦入試を導入予定となり、今後、改革に取り組む流れは、ますます加速化すると見て間違いないでしょう。

 こういったAO入試や推薦入試には、これまでの詰め込み式の受験勉強では太刀打ちできないとも言われています。そこで、小学校や中学校の学校現場で導入が進むのが、「アクティブ・ラーニング」というスタイルです。

 思考力や表現力に比重を置いた入試方式に転換することを見据えた同スタイルは、一方通行で生徒が受け見な授業ではなく、生徒自身が学んだ知識を活用する能動的な授業への転換と言えるでしょう。

 こうした教育の転換期にあり、”我が子にどんな勉強をさせればいいの?”と頭を抱えてしまう保護者も多いといいます。高校生や中学生だけでなく、小学生の子どもを持つ親御さんからも、こうした不安の声が上がっているのだとか。こうした声に応える形で、ベネッセでは小学生の保護者向けに冊子『うちの子の大学入試どうなるの?』で、漫画などでわかりやすく対策を紹介。保護者の情報収集力が、我が子の将来に影響を与えるとし、子供だけでなく、保護者自身も同時に、学び、成長することが求められると結んでいます。

 これまで以上に、教育に関してアンテナを張り、最新の情報を入手することが求められる時代。参考となる本や、経験者、さらには専門家の意見に耳を傾けつつ、”大学受験ビッグバン”に備えてみてはいかがでしょうか。

■関連リンク
『大学の約束』
http://www.amazon.co.jp/dp/4862075495

『うちの子の大学入試どうなるの?』
http://www.benesse.co.jp/zemi/cp/nyushi/

■関連記事

カリスマ塾講師&教育のプロが集結!! "究極の課題図書"を選ぶ特別企画 「今、本当に小学生に読んでもらいたい本」大賞<前編>
カリスマ塾講師&教育のプロが集結!! "究極の課題図書"を選ぶ特別企画 「今、本当に小学生に読んでもらいたい本」大賞<後編>
言えば言うほど勉強しなくなる? わが子を"東大脳"にしたいなら『勉強しなさい』は禁句!

BOOKSTANDの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP