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iPhone 6 / 6sっぽいHTCのフラッグシップ「HTC One A9」開封の儀&ファーストインプレッション

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HTC が海外で 11 月に発売したデザイン一新の新フラッグシップ「HTC One A9(A9u)」を入手したので早速開封の儀を執り行います。HTC One A9 は Nexus 以外で初めて Android 6.0(Marshmalow)を標準搭載したミッドレンジクラスのスマートフォンです。しかも、HTC は Nexus にアップデートが配信されるとその 15 日以内には HTC One A9 にもアップデートを提供すると約束しています。アップデートの早さにも期待できる機種と言えます。HTC One A9 の主要スペックは、 5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの有機 EL ディスプレイ、Snapdragon 617 オクタコアプロセッサ、2GB / 3GB RAM、16GB / 32GB ROM、Micro SD カードスロット(最大 2TB)、背面に 1,300 万画素カメラ、前面に 400 万画素の UltraPiel カメラ、2,150mAh バッテリーを搭載し、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.2、NFC、DLNA、Miracast、LTE Category 7 などに対応しています。今回入手したのは、台湾で発売された 3GB RAM / 32GB ROM モデルで、カラバリは Opal Silver、Topaz Gold、Carbon Gray、Deep Garnet のうち Carbon Gray です。では開封していきましょう。製品箱は HTC One M9 と同じスクエア形状の外観で、同梱品は HTC One A9 本体、Micro USB ケーブル、USB 電源アダプタ、SIM スロットイジェクトピン、取説などの書類です。特にスペシャルなものはなにもありませんでした。HTC One A9 では HTC One M7 から続くフルメタルのユニボディ構造を採用しながらも、側面に丸みをもたせ、背面はフラットな構造に変更されています。また、前面のカバーガラスはエッジを曲げた 2.5D 仕様のゴリラガラス 4 を採用しており、全体的に iPhone っぽいデザインにとなっています。下部にはスピーカー、Micro USB 端子、3.5mm オーディオジャック、通話用マイク。右側面にはボリュームボタンと電源ボタン。ボタンにガタつきはなく押してて心地良い印象でした。左側面には Nano SIM スロットと Micro SD カードスロット。どちらも付属の SIM イジェクトピンを用いて外します。実際に HTC One A9 と iPhone 6 を見比べてみると、確かに外観は似てはいるものの、細部は色々と違いました。また、HTC One A9 の方が iPhone 6 よりも一回りほど大きいため、手の平へのフィット感が良く、片手の持ちやすさでは HTC One A9 の方が優れていると感じました。実際に持って見て思ったのは、「薄っ!軽っ!」です。同じ 5 インチ端末の HTC One M9 よりも薄く軽いのでこのように思うのでしょう。背面はフラット仕様に変わりましたが、HTC One M9 とは違った意味で満ちやすいものでした。また、全体的な良い作りで、ミッドレンジモデルながらも、HTC One M9 に引けをとらないものだと思いました。特に、ディスプレイのエッジ部分はカーブしており、エッジからのスワイプ操作が滑らかでし易いと思いました。筐体サイズは 145.75 x 70.8. x 7.26mm、質量は 143g。HTC One M9 よりも 10g ほど軽量です。ディスプレイは AMOLED を採用しており、HTC One M9 などの LCD 端末よりも発色が良く、動画や写真の表示は綺麗でした。タッチパネルの感度も特に違和感や誤認識なく使えました。ただ、AMOLED なので、最大輝度は LCD 端末よりも低くめです。屋外では見づらいこともしばしば。まあ、AMOLED 端末の中でも極端に低いというわけではないので、この点は問題だとは思いません。HTC One A9 には画面の色モードを「AMOLED」「sRGB」「寒色」「暖色」の中から選択できます。デフォルトは「AMOLED」です。HTC One A9 の特徴はカメラ機能が優れているところでしょか。リアのメインカメラは 1,300 万画素の裏面照射型 CMOS や F/2.0 サファイヤクリスタルレンズ、光学手ブレ補正機能を搭載。新規追加の「Pro モード」を選択すると、DNG フォーマットの RAW 撮影が可能です。しかも、HTC One A9 のギャラリーアプリでは RAW 画像を表示でき、RAW を加工して現像することもできます。RAW 現像は手動のほか、「RAW Enhancement」を利用すると自動的に調整して JPEG よりも良い画質にします。カメラ UI は Sense 7.0 から変わっています。マニュアルモードが「Pro モード」にスピンオフしたので、通常はオートモードで撮影することになります。モード選択画面です。新たに上述の「Pro モード」「Hyperlapse」「スローモーション」が追加されています。「Pro モード」です。 UI 自体は Sense 7.0 のマニュアルモードとほぼ同じで、画面左側に「RAW」ボタンがあり、タップすると RAW 撮影の ON / OFF が可能です。前面には画素サイズの大きな 400 万画素の UltraPixel カメラを搭載。画素サイズが大きい分、多くの光を受けることができ、暗所でも比較的明るく撮影できます。オーディオ機能では 24bit / 192KHz のハイレゾ音源の再生に対応しましたが、HTC One の伝統である BoomSound フロントステレオスピーカーは採用されていません。残念。しかし、内蔵スピーカーはアンプを強化しており、iPhone のスピーカーのように低音も少しは出るようになっています。また、有線ヘッドホンを利用した場合には Dolby Audio によるサウンド拡張も利用できます。HTC One A9 では、スマートフォンで最初に新しい Snapdragon 617 プロセッサを採用しました。Snapdragon 617 は 64bit に対応した 1.5GHz x 4 + 1.2GHz x 4 のオクタコアプロセッサで、LTE-Advanced(カテゴリ 7)に対応しています。CPU コアは全て Cortex-A53 なので、Snapdragon 810 の HTC One M9 に性能では及びません。個人的に、Snapdragon 615 に性能面であまり良い印象を持っておらず、そのマイナーアップデート版である Snapdragon 617 にもあまり期待はしていませんでしたが、実際に使ってみると、一部にもたつきのような現象は確かに見られるものの、その時間はごくわずかで、トータルではサクサクした部分が多いようでした。Antutu v6.0 アプリのスコアは 63,579 点でした。Snapdragon 810 端末が 75,000 点前後なので、かなり開きがあります。HTC One A9 は Android 6.0 Marshmallow と「Sense 7.0_g」という新バージョンの Sense を搭載しています。「Senwse 7.0_g」の「g」は Google なんだろうと思いますが、内容は既存の Sense 7.0 の一部をカスタマイズしたという程度で、大規模な変更は行われていない模様です。HTC One A9 のアプリ履歴画面はカードスタックだけですが、全消去ボタンが新たに追加されています。クイック設定ツールはほぼ AOSP 仕様で、画面輝度設定はスライダー化しました。また、指紋リーダー機能へのショートカットも追加されています。HTC One A9 には指紋リーダーが搭載されており、Nexus 5X / 6P のようにロック画面やアプリでユーザー認証を利用できます。スリープ中に指を指紋リーダーに置くだけで、画面が点灯し、ロックを解除できるというものです。認識の精度や応答速度も良好で、Nexus 5X / 6P と遜色ない感じでした。設定は「セキュリティ」から指紋を登録するだけ。HTC One A9 の指紋リーダーはタッチ式センサーボタンにもなっており(物理ボタンではありません)、スリープ中からロック画面を表示できるほか、ホームボタンとしても機能します。HTC One A9 は Android 6.0 且つ Micro SD カードスロットを搭載しています。つまり、Micro SD カードを本体メモリ化できることになります。例えば、64GB の Miro SD カードを本体メモリ化すると、32GB の内蔵ストレージが 96GB 近くにまで増えます。統合するとアプリや画像・動画は Micro SD カード上に保存・実行されるようになり、内蔵ストレージ側にはシステムファイルとキャッシュが残ります。ただ、Micro SD カードが粗悪で低速だと逆に性能劣化を引き起こすので、統合する場合は高速なものを選ぶようにしてください。私は Transcend の上位のものを利用していますが、今のところ特に問題は起きていません。Class 10 UHS-1 以上は必須です。HTC One A9 のバッテリー容量は 2,150mAh と 5 インチスマートフォンの中では少ない方です。実際に使ってみたところ、午前 9 時にフル充電を終え、いつも通り使っていました。そして、午後 7 時前に確認すると残りは 37%。この後、推定は 6 時間ほど使えるようなので、テストのペースで使い続けた場合は 15 時間使えることになります。

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