【チェックシート付き】あなたは“社畜”? それとも“家畜”? サラリーマンの生き方は二極化へ
“社畜”(しゃちく)という言葉を知っていますか? これは家庭をかえりみず、滅私奉公して会社のために働くサラリーマンのことをさす造語です。毎日夜遅くまでサービス残業して、休日出勤も甘んじて受け入れて……。そんな会社に人生をささげた人たちを、まるで飼い主に要求されるがまま生産活動を行う畜生のようだと揶揄(やゆ)したのが、この社畜という言葉なんですね。
そんな「24時間戦えますか?」な社畜的生き方への反動から、積極的に育児参加する“イクメン”が流行するなど、若い人たちを中心に、出世を望まず家庭を大切にしたいと考える人たちが増えています。とはいえ、職場での声に耳を傾けてみると、家庭を重視するあまり仕事を軽視してしまい、上司や同僚の反感を買ってしまう人も増えているようです。社畜のみなさんは、そんな家庭を重視しすぎる人たちのことを“家畜”(かちく)と呼んで卑下しているとか……。
仕事を取るのか、それとも家庭をとるのか、現代のサラリーマンにとっては悩ましい問題です。
さて本稿では、あなたの“社畜度・家畜度チェック”を行います。それぞれ10点満点で判定してみましょう(男性向き設問です。女性の方は、ぜひ旦那さん、彼氏さんに試してみてください)。
<社畜度チェック>
1・週に1度は、家に仕事を持ち帰る
2・「育児休暇を取りたい」と言われるとイラっとする
3・サービス残業も、経費削減のために仕方ない
4・「仕事ができない奴」と思われるのは死んでも嫌だ
5・定年が今から怖い
6・社内の人事情報には誰よりも詳しい
7・正直、休日とか要らない
8・将来の目標は、今の上司のような管理職になることだ
9・趣味は上司と行くゴルフだ
10・スーツやネクタイにはお金をかける方だ
<家畜度チェック>
1・週の半分以上は家族と夕ご飯を食べている
2・有給休暇は最後の一日まで使い切る
3・会社の売上、正直どうでもいいと思う
4・「家族が病気だから」という理由で会社を休んだことがある
5・会社パソコンの壁紙が自分の子ども(家族)の写真だ
6・正直、奥さんや子どもが好きで仕方がない
7・プライベートでは「明るい人」と言われるが、会社ではほとんどしゃべらない
8・家事の分担は妻と話し合って決めている
9・燃えるゴミの日が何曜日か言える
10・仕事に抜け・漏れがあるとよく言われる
YESの数で、あなたが“社畜”なのか“家畜”なのかが分かりますよー。充実した仕事をしながら、同時に家庭を大切にできたら、人生きっと最高に楽しいと思います。しかし現実は、ライフワークバランスを取るのもなかなか難しいですよね。あなたはどっちでしたか?
※画像は『足成』より引用http://www.ashinari.com/
※この記事はガジェ通ウェブライターの「増田不三雄」が執筆しました。
サラリーマンとして働きながら、職場のトレンドや問題を追いかけています。
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