マイ自転車が“レンタサイクル”に早変わり!スマートなP2Pシェアサービスが誕生

access_time create folderデジタル・IT

AirDonkeyを活用したレンタサイクル

ロンドンの「CYCLE HIRE(サイクル・ハイヤー)」やニューヨークの「Citi Bike(シティ・バイク)」など、公共レンタサイクルは世界に広がりつつある。

・マイ自転車が、レンタサイクルに!

自転車先進都市として知られる、デンマークの首都コペンハーゲンでは、個人の自転車をレンタサイクルに転用するためのサービス「AirDonkey(エアドンキー)」が、誕生した。

Airdonkeyの専用キット

AirDonkeyの専用キットを購入し、スマートロックや操作手順パネル、表示シールなどを装着するだけで、どんな自転車も貸出用に早変わり。

AirDonkeyのスマートフォンアプリを通じて、自転車の画像をアップロードし、貸出期間や利用料金などの諸条件を登録すれば、オーナー側の貸出準備は完了だ。

一方、利用者は、クレジットカード番号などのユーザー情報をAirDonkeyに事前に登録しておけば、いつでも、スマートフォンアプリで現在地周辺の“空き自転車”を検索し、キャッシュレスで利用申込ができる。

AirDonkeyの特徴は、オーナーが、遠隔操作により、スマートロックを解除できる点。

また、自転車の所在地は、スマートロックを介して、常時追跡することが可能で、利用者は、対象エリア内であればどこででも、自転車を返却することができる。

・アプリとガジェットで、P2P型シェアリングサービスをもっと便利に

貸手と借手を直接つなぐP2P型の自転車シェアリングサービスとしては、2011年に創設された「Spinlister」が先行。

AirDonkeyは、スマートロックとスマートフォンとの組み合わせによって、自転車の受け渡しのためにオーナーと利用者が対面する必要がない点で、Spinlisterよりも利便性の高いサービスといえるだろう。

AirDonkey

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. マイ自転車が“レンタサイクル”に早変わり!スマートなP2Pシェアサービスが誕生
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。