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超“ハム顔”!? 伊藤ハム『Facebookページ』の“ハム係長”が大人気!

伊藤ハムのハム係長

日の丸弁当型のデスク(?)の前でため息をつく、ハンサムならぬ“ハム顔”に思わず「いいね!」――伊藤ハムの『Facebookページ』のキャラクター“ハム係長”が近ごろ話題です。ページ開設から2か月足らずで3500人以上の「いいね!」をゲットし、『Facebookページ』における人気“軟式アカウント”的存在になっています。どうして、ハム係長はこんなに人気なの? そのヒミツを伊藤ハム広報(Facebook担当)さんにおたずねしてみましたよ。

――伊藤ハムといえば80年以上の歴史ある老舗メーカー。どちらかと言えばお堅い印象があったので、ゆるキャラ風のハム係長の出現にはビックリしました。
正直なところ、反対はなくはなかったのですが、いろいろチャレンジをしてみようということで承認を得ました。とはいえ、ここまで早く多くの人に支持されて話題になるとは予想していなかったので、私たちもビックリしています。

――そうなんですね。ハム係長というキャラクターを誕生させた経緯について教えてください。
もともとは、3月末からスタートした『GREE』公式アカウントを作成する際に、プロフィール用のキャラクターとして考案したのがきっかけなんです。『GREE』でもご好評をいただいて「友だち」数が5万5000人を超え、『Facebook』は4月1日からスタートして3500人の方に「いいね!」をいただきました。どちらも、ほとんど宣伝などはしていないのですが、『Facebook』のアーリーアダプターからの情報発信やインフルエンサーの方たちの口コミで広まっていったようです。

伊藤ハム『GREE』公式アカウントページ

――『GREE』や『Facebook』でページを開設する目的は何だったのでしょうか?
伊藤ハムのウェブサイトに掲載しているオリジナルレシピをはじめ、いろんな情報をお知らせしようと考えていますが、特にウインナーの飾り切りレシピはお教えすると皆さまに喜んでいただけますし、『Facebook』上でのコメントのやりとりも盛り上がります。「こんな飾り切りに挑戦しました」「キャラ弁を作ってみました」と写真をアップしてくださることもあり、私たちもとてもうれしいです。

――『Facebookページ』を運営するうえで工夫していることはありますか?
『Facebook』は実名で登録している人が多く顔の見えるコミュニティ。一人ひとりの方にできるだけこまめに返信するように心がけています。また、わざわざ「いいね!」を押してくださった皆さまに、こちらとしても真摯にていねいに回答していこうという気持ちがありますね。

――ハム係長にはキャラクター設定はあるのでしょうか。
あるようなないような(笑)。お弁当のなかでため息をつく哀愁ただようハム顔、物悲しいような笑えるような風貌で、実は食肉加工品……。このキャラでまじめなコメントをしても活かされませんよね。ビジュアルからキャラクター作りをしているというところでしょうか。

――ハム係長についての情報は、『Facebook』と『GREE』以外では公表されていませんね。プロフィールについて、もう少し詳しく教えていただけますか?
今のところ、SNS限定のキャラクターなんです。課長や部長でなく、係長なのは「新人でもバリバリ管理職でもないぼやけた立ち位置」がいいのではと思っています。今のところは情報は小出しに(笑)。架空の人物であるほうが、みなさんがいろんな想像をして意外な質問をしてくださいますし、ご想像にお任せするほうが面白いのではないかと思います。

伊藤ハム『Facebookページ』

――今後の『Facebookページ』の活用、そしてハム係長の野望について教えてください。
『Facebookページ』については、皆さまからのアドバイスや「こういう情報がほしい」というコメントに応えながら運用していきたいと思っています。野望というか……、先を見据えた話では、『Facebook』は世界で6億ユーザーを持つサービスですので、いつかは海外にもハム係長のファンができたらいいなと思います。弊社の経営ビジョンは「アジアで最も信頼される食肉加工メーカーになる」こと。実現に向けては、ハム係長が他国の人が見て親しみやすくなるブランドキャラクターとして活躍するかもしれませんから。

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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