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あらきゆうこの故郷・鳥取にオフィスオーガスタ所属のアーティストが集結

10月3日(土)、国内外のアーティストから絶大な信頼を得ているオフィスオーガスタ所属のドラマー・あらきゆうこの故郷である鳥取県境港市で、ライブイベント「第11回海辺のまちの音楽祭一日限りの大復活祭with Augusta Camp Extra in 境港」が開催された。

10月3日@「第11回海辺のまちの音楽祭一日限りの大復活祭with Augusta Camp Extra in 境港」 (okmusic UP's)

境港公共マリーナ 多目的広場で行なわれたこのイベントは、2014年に境港フィッシュ大使に就任したあらきゆうこが中心となり、歴史ある地元イベントとAugusta Campのコレボ―ションが実現した1日限りのスペシャルな音楽祭。あらきゆうこをはじめ、杏子、岡本定義 (COIL)、スキマスイッチ、竹原ピストル、松室政哉といった豪華なアーティストが一堂に会し、各々のステージはもちろんのこと、この日しか見ることのできないコラボレーションなど、スペシャルなステージを届けた。

開演時間を迎え、まずステージ上に現れたのは松室政哉。デビュー前の新人ながら多数のCMタイアップに起用され、2014年〜2015年と2年連続でAugusta Campのオープニングアクトを務めるなど、その活躍を目にした方も多いだろう。アコースティックギターを手に一人きりで「オレンジ」を弾き語った後、ステージ呼び込まれたのはあらきゆうこと常田真太郎(スキマスイッチ)。心なしか緊張した表情の松室。どうやら常田の参加は前日に急遽決まったらしく、後輩のやや強張った顔と先輩のしたり顔が入り混じったステージの雰囲気に観衆の顔も緩む。この3人で披露されたのは「すごい!鳥取市」CMソング(境港市なのに!)に起用された「写真少年の憂鬱」。あらきの優しく包み込むようなドラムと常田の繊細なピアノが松室の歌声と絡み合い、オープニングからこのイベントの大成功を予感させるような素晴らしいパフォーマンスとなった。そして先輩の愛ある洗礼を浴びた松室はホッとした表情でステージを後に。

続いてステージに登場したのは竹原ピストル。年間数百本ものライブをこなす中で磨き上げられた唯一無二のパフォーマンスは、一目見ればその魅力に誰もが取り憑かれてしまう。一曲目に披露されたのは「LIVE IN 和歌山」(鳥取なのに!)。歌唱とも語りとも言えるその圧倒的な歌力に観衆は息を飲み、次の瞬間、大きな歓声へと変わる。普段は弾き語りでのパフォーマンスが多い竹原だが、この日はバンドメンバーに鍵盤 高本信広、ウッドベース 黒田元浩、そしてドラム あらきゆうこを従え、更に厚みを増したステージを披露。楽曲の熱さとは対照的に人懐っこいMCも竹原の魅力だが、そんなMCの中でステージに呼び込まれた杏子と披露したのは「ドサ回り数え歌」。この曲は元々、竹原が自身のライブのSE(ライブ前の登場の際に流す楽曲)として使用するべく、歌唱を杏子に依頼したもの。故に生演奏で披露されるのは極めて珍しく、まさにこの日限りの特別なコラボレーションとなった。

ステージ上では楽器の転換が行なわれている。次々と準備される楽器やマイクに「次は誰だ?」と観衆がステージを見守る中、登場したのは杏子。そしてベーシストとして岡本定義 (COIL)、ドラマーとしてあらきゆうこ、間宮工(Gt)、磯貝サイモン(Key)も登場し、まさに境港スペシャルバンドだ。艶やかな衣装に身を包み、さぁ演奏スタート!…と思ったら更に呼び込まれるアーティスト達。スキマスイッチ、竹原ピストル、松室政哉を加えて、なんと一曲目から福耳「DANCE BABY DANCE」を披露。この日のために再考された歌い分けでオリジナルとはまた違ったカラーを見せた同曲(岡本定義:作詞作曲)に、改めて楽曲の素晴らしさを再認識させられることとなった。杏子や大橋の堂々としたステージングを横目に、竹原と松室が隣り合い、太陽に手を透かすようなポーズで手の平や甲に書いたカンペを凝視していたのもまた一興。

代表曲やカバー曲の演奏が続き、再度ステージに呼び込まれたのは大橋卓弥(スキマスイッチ)。そしておもむろに漆黒の衣装にチェンジする杏子(生着替え!)。「これはまさか…?」 と観衆の期待がステージ上に集まる。そう、あのBARBEE BOYSの名曲「目を閉じておいでよ」が杏子と大橋によるデュエットで再現されたのである。そんな熱狂の渦の中、立て続けに杏子の最新シングル「Flamingo Rose」が披露され、その圧倒的なステージングに満足感とも飢餓感とも言えぬような複雑な気持ちを抱えたままステージは後半戦へ…。

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