携帯電話を自作できるキット「RePhone」登場、プログラミングも!

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RePhone

高度な技術が集約されたスマートフォンを自作するのはなかなか難しいことに思える。しかし、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「RePhone」を見ると、携帯電話の作りは意外とシンプルなことがわかる。

というのも、RePhoneを使えば、用意されたパーツを組み立ててわずか数分で小さな“マイ携帯”が作れてしまう。

・必要なパーツ一式がセットに

RePhoneのキットは、通信モジュール、1.54インチのタッチスクリーン、520ミリアンペアのバッテリー、オーディオモジュール、電話のケースとなるプレカットされたクラフト紙2枚などがセット。

RePhone2

通信モジュールはウェアラブルガジェットなどに使われているものと同様、スリムで小さく、GSMによるデータ通信、3Gによる通話、Bluetoothによる近距離通信が可能となっている。

・IoT化も自由自在!

そして、ものづくりが好きな人にとって嬉しいことに、オープンソフトウェアなので動作のプログラミングができ、センサーなど拡張モジュールを活用することで、もののインターネット(IoT)化ができる。

例えば、室温をモニターして高温になるとユーザーのスマホにメッセージが届くようにしたり、ドアが開いたら音楽が流れるようにしたり、といったことができる。

拡張モジュールを組み合わせることで用途が広がり、子どもから大人までかなり遊べそうだ。しかもお手頃価格というのもうれしい。

RePhone3

Kickstarterでは通信モジュール単体、キット、キットに拡張モジュールがついたセットなど多数のパッケージが用意されている。出資額はそれぞれに異なるが、ベーシックキットだと45ドルから。

調達額はすでに目標額の3倍を超えた。“完売”のパッケージも出てきているので、興味のある人はお早めに。出資受付は10月29日までとなっている。

RePhone/Kickstarter

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