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腸をよくすれば耳もよくなる? 内臓と聴覚のつながりとは

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 最近、前よりも耳の聞こえが悪くなった気がする。でも「難聴なんて、お年寄りの病気」と思い、見て見ぬふりをしていませんか。
 『耳は1分でよくなる!─薬も手術もいらない奇跡の聴力回復法』(自由国民社/刊)によれば、耳は実に繊細な器官であり、内臓の状態やストレスなど様々な要因の影響を受けやすいといいます。つまり身体のどこかが健康を損うことで耳の聞こえが悪くなる、ということはじゅうぶん起こり得ることなのです。
 著者の今野清志さんは「今野式難聴改善エクササイズ」の発案者であり、本書のなかで難聴のメカニズムを明らかにするとともに、その改善法について解説しています。
 今回、新刊JP編集部は今野さんにインタビューをおこない、耳の健康を保つための方法を中心にお話をうかがいました。
(インタビュー・構成:神知典)

――初診の方が来たときは、まずはどのように対応なさるのですか?

今野:まず、お見えになった方のお話をじっくり聞くことから始めます。もし最初に「耳の調子が悪い」という話をしてきても、「いつごろから耳の調子が悪くなったんですか?」「耳以外にも、何か変わったところはありませんか?」といったように、周辺情報についても聞くようにするんです。

――そうすることで、患者さんのどんな情報をつかめるのでしょうか?

今野:花粉症、アトピー、鼻炎、頻尿など難聴以外にも悩みを持っていることがわかります。そして、それらの情報をつかめれば、難聴がどれくらい重症なのかも見当がつくんですね。たとえば、膀胱、小腸、腎臓といった具合に、不調を訴える部位が下から上へ行くほど、難聴の程度も悪くなります。

――やはり耳の問題というのは、トータルに見る必要があるのですね。本書で紹介されている「1分で耳がよくなる 今野式7つのトレーニング」も、耳だけでなく胃腸や頚椎など様々な器官を刺激することを目的とされていますね。

今野:そうです。早く治したい方は、7種類すべて試してみることをおすすめします。時間がない方は、「チョッピング呼吸法」という深い呼吸をするためのエクササイズをやるだけでも、だいぶ症状は違ってくると思います。

――チョッピング呼吸法にしても、「お腹ウェービング」(手の平を使ってお腹をマッサージするエクササイズ)にしても、最終的には腸の働きをよくすることが目的と書かれていますね。耳にとって腸はそれだけ重要なのでしょうか。

今野:ふたつの意味で重要です。まず腸は耳の健康に必要な、血液の流れに一番大きな影響をおよぼす器官だということです。さらには内臓のなかで最大の面積を占めるのが腸なので、ここの働きが鈍ってしまうと自律神経が乱れ、聴覚にも悪影響をおよぼすのです。

――エクササイズ以外に、耳のケアでおすすめのものはありますか。

今野:休日などに自然の豊かな場所へ出かけて、木々のざわめきや、小鳥のさえずり、川の流れる音など、自然がつくりだす音に耳を澄ましてみるのがおすすめです。

――それはなぜですか?

今野:耳の感覚が研ぎ澄まされるからです。1分、2分と耳を澄ますうちに、それまでは聴きのがしていたような、かすかな虫の啼き音にも気づけるようになります。さらには、いま聴いている音だけじゃなく「去年のこの季節には、ウシガエルが啼いていたな」といったように、かつて聴いた「音の記憶」も蘇ってくるでしょう。

――たしかにそう言われてみると、自然豊かで静かな場所へ行ったときほど、ふだんよりも色々な音が耳に飛び込んでくることがあります。

今野:私は実家が宮城なのですが、たまに帰ると、夜はほんとうにシーンと静まりかえります。どれくらい静かなのかというと、1km先にある家の住人のクシャミの音が聞こえるほど(笑)。でもそれぐらい静かなところで時間を過ごすのは耳を癒してあげる意味でも重要だと思います。

(了)


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