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“長州力伝説”に格闘ゲーム実況者・せんとすが迫る! 『真説・長州力 1951-2015』

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プロレス・ノンフィクション史上最大級のインパクト! プロレスラー・長州力の幼少期の苦悩から“噛ませ犬”事件、“黒歴史”WJプロレス崩壊の真相を語った、全プロレスファン必読の書籍『真説・長州力 1951-2015』。

藤波辰爾、佐山聡(初代タイガーマスク)、坂口征二、アニマル浜口、キラー・カーン、大仁田厚ら大物プロレスラーも登場。多数の関係者取材で迫る読み応え抜群の一冊です。

今回「ガジェット通信」では、長州力さん本人にインタビューを敢行。格闘ゲームの実況動画が人気、プロレスファンでもある、せんとすさんが色々とお話を伺ってきました。


せんとす:本、とても興味深く読ませていただきました。お酒の席での長州力さんの発言がまとめられているそうですね。

長州力:僕が言っている話は全てお酒の席での事ですね。田崎先生(本書の著者、田崎健太先生)とは良い友人関係という感じで。飲む前に先生がボイスレコーダーをポンと机に置くんですね。最初はレコーダーを意識していたけど、だんだん自然と色々な話をして。

先生の『球童 伊良部秀輝伝』と、僕は映画がすごく好きなので勝新太郎さんについて書かれた『偶然完全 勝新太郎伝』を読ませていただきました。なので、自分の本を先生に書いてもらうという話をもらった時に「自分の話がちゃんと本になるのかな」という不安はあったんですよ。

これまでもいくつか本を出させていただいていますが、こういったらアレだけどどの本も内容が似ているというか。聞かれるのは「あの時の対戦相手はどうでした?」とか同じ様な事ばかりで。失礼ですけど、書かれた方の事もあまり覚えていないし。ただ、この本に関しては、いつの間にか懐に入り込まれていた、という感覚で。

せんとす:長州力さんご本人のお話はもちろん、周囲の方々の証言やエピソードも興味深かったです。

長州力:(完成した原稿を読んで)どうやってたどり着いていったのか分からないほど、昔の友人や、小学校の頃の同級生など、驚く様な人に話を聞いてましたね。僕のやんちゃな話とか……。

田崎:武勇伝がたくさんあるのでね。

長州力:中学生の頃とか、そりゃあ喧嘩はしますけど、自分から喧嘩をはじめた事は一度も無いんですよ。僕は頭下げておさまるんだったら、それで解決したいの(笑)。

田崎:結構削ったエピソードもあるんですよ。専修大学時代にヤクザと喧嘩して、明治大学の校歌歌いながら帰ったとか(笑)。

せんとす:おっしゃる通り、これまでの本を全て読んでいるファンの方でも新たに知るエピソードや、驚きがありますよね。最近はプロレスブーム再燃などと言われる事も多く、新たなファンも増えている様ですが、現在のプロレス界についてどう思われますか?

長州力:僕の頃のプロレス界とは全然違うな、と思いますよね。僕の時代は「定食屋」で、今のプロレス界は「オープンキッチンのレストラン」だなあと。今は、安心した素材を、お客さんの見える場所で調理した美味しい料理を好きに選べるわけです。昔のプロレスは古い定食屋の様に、お客さんがどう喜ぶかなんて考えずに、顔も見ずに料理を出すだけ。観客が選べる立場にいるからこそ、団体もそれぞれ多種多様に成長しているのかな、という事は感じますね。

せんとす:現代のプロレスも素敵ですが、やはり往年のプロレスファンは長州力さんの様に必殺技がある選手の試合がまた観たいな、なんて言う事も……。

長州力:いや、僕は必殺技なんて無いんですよ。ただ殴ったり蹴ったりしているだけ。世で必殺技と言われているものは周りが名付けてくれた事なんでね。

せんとす:そうですか、「リキ・ラリアット」や「サソリ固め」などプロレス好きにとってはしびれる技ばかりで……。

長州力:お前にプロレスの何が分かるんだ(笑)。

一同:(笑)。

せんとす:これは失礼いたしました! でも、プロレスファンとしては今の言葉をいただけただけで感激です(笑)。

長州力:やっぱり体を動かすのが好きなので、コンディションは40年間変わらないですね。でも、僕はこのままフェードアウトしても良いと思っていて、カムバックした気持ちは無いんですよね。一度東京ドームで大きな引退試合もしているし、今は自分があがれるリング、あがりたいと思うリングがあれば試合をするかもしれない、そんな気持ちでいます。

せんとす:今日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

『真説・長州力 1951-2015』好評発売中!

〈目次〉
プロローグ 端っこの男
第一章 もうひとつの苗字
第二章 ミュンヘンオリンピック韓国代表
第三章 プロレスへの戸惑い
第四章 「長州力」の名付け親
第五章 メキシコに「逃げる」
第六章 「噛ませ犬」事件の“謎”
第七章 タイガーマスク引退とクーデター
第八章 ジャパンプロレスの野望
第九章 長州を恨む男
第十章 現場監督の秘密
第十一章 消されたUWF
第十二章 アントニオ猪木と大仁田厚
第十三章 WJプロレスの躓き
第十四章 どん底
第十五章 再び、「ど真ん中」に
エピローグ 赤いパスポート

【せんとすプロフィール】
ゲーム実況とかラジオ放送とか番組MCとかやってます。格闘技、格闘ゲームファン。
ニコニコチャンネル:http://ch.nicovideo.jp/upnushinger [リンク]
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/upnushing [リンク]

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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