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ネタバレを見ずに行って欲しい! 映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』これが父となったナルトの姿![映画レビュー]

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昨年11月についに完結した長編忍者マンガ『NARUTO-ナルト-』。12月6日に全国公開された映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を皮切りに“NARUTO新時代開幕プロジェクト”がスタート。ナルトの子どもたちである次世代をメインに、新たな物語が描かれる映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』が8月7日に公開となります。

『NARUTO』の映画11本目にして初めて作者である岸本斉史先生が脚本をすべて書き、キャラクターデザイン案を出し、納得するまで練り込み、岸本先生自身が本当に作りたかったNARUTO映画になっているという今回の映画。「これ以上のものはもう僕には描けません」とコメントしたほどの内容とは……!?

全国公開を前に、一足先に試写会にお邪魔してきました。この試写会は関係者やメディアだけではなく、抽選で当選した一般のNARUTOファンへもいち早くお披露目するものだったので、場内には上映前からみんなのソワソワとした雰囲気が広がっていました。

これが新しいNARUTOの姿

物語は七代目火影となったナルトとその息子・ボルトを中心に話が進みます。高度成長を遂げた新時代ということで、ボルトの部屋にはPCがあったり、ポータブルゲーム機で遊んでいたり、木ノ葉隠れの里の街なかにも大型ビジョンが設置されていたりと、様変わりしているのが新鮮。ボルトをはじめ、子どもたちがつけている額当ての布部分は後ろで結ぶタイプではなくなっており、色も人によって違うので、好きな色を選べるようです。

火影となったナルトは毎日大忙し。影分身を何体も使いこなし、それでも本体は火影室で目の下にクマを作って業務に追われる毎日。高度成長を遂げたからこそ、ここまで火影の仕事が増えてしまったのだろうか……、と家にも帰れないナルトを少し不憫に思ってしまいます。


そんな父・ナルトのことを嫌い、生意気に育ったボルト。性格がひねくれていて、少し苛立ちを覚えるほど、超生意気! ナルトの子供なのに、あの真っ直ぐさはないの!? と意外に感じるくらいです。しかし、それも多忙な父から愛情をもらえていないと感じ、家族でもっと一緒にいたいという子供心からのもの。火影の息子ということで、何でも与えてもらえるという環境も影響しているのだとは思いますが……。とにかく楽をしようとするボルトはナルトとは正反対。忍の本質は同じじゃないのかも、と苦笑いするナルトが切ないです。

今回の映画の見所は、そんなナルトの父親としての姿。ナルトは生まれてまもなく両親を亡くしているので、親と接したことがない。穢土転生で蘇ったお父さんとは一緒に戦ったりしていますが、日常的に一緒に過ごすことがなかったので、成長した息子との接し方も難しいようです。息子のことは気になるけれど、気恥ずかしさがあるような、そんなもどかしい親子の関係に観ているこちらもハラハラ。ナルトがボルトと向きあおうとするシーン、ボルトがナルトに寂しさを打ち明けるシーンなどは、思わず涙がこみ上げてきます。


マンガ『NARUTO-ナルト-』で大きく成長したナルトですが、この映画ではきちんと父親の顔をしているんです、あのナルトが! そして父としてだけでなく、忍として努力してきたナルトの過去を知り、成長していくボルト。岸本先生が本当に作りたかったNARUTO映画というのも納得の『NARUTO-ナルト-』の本質である感動と興奮がこの1時間半に凝縮されています。ファンなら何度も涙するかも。

火影となったナルトを支えるシカマルや、ナルトを信じ、ボルトまでも信じて修行をつけるサスケなど、その絆は健在。ベタな回想の演出などもあり、まさに集大成。やっぱりベタっていい!

また他にも、ナルトの同期の娘や息子たちなど、細かな見どころはたくさん。


そして、エンドロールが流れ終わると、ボルトと同じ班の謎の忍・ミツキの親が誰なのか判明。その衝撃に会場に集ったファンからは悲鳴のような歓声が! エンドロールで立ち上がらず、最後まで必ず見て下さいね!

映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』8月7日(金)全国ロードショー
http://boruto-movie.com/
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ(C)劇場版BORUTO製作委員会 2015

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記者:

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

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