Aqua Timez、Silent Siren、SCANDAL、May J.が日本武道館に集結 若い世代に献血の大切さを伝える
日本赤十字社が、若者への献血推進事業「LOVE in Action プロジェクト」の一環として、6月11日 日本武道館にて、若い世代に献血の大切さを伝えるイベント【LOVE in Action Meeting(LIVE)】を開催した。
同イベントには、今年デビュー10周年を迎え、同イベント4連続出演となるAqua Timez、ガールズバンド史上最速で日本武道館公演を大成功させたSilent Siren、初のワールドツアーを大成功させ、年末にはアリーナツアーを控えるガールズバンドSCANDAL、昨年紅白歌合戦に初出場し、4月から過去最大規模の全国ツアーを行っているMay J.の4組が出演した。
イベントのトップを飾ったのはAqua Timez。太志(vo)は「僕の父親も献血をしたことがあり、今では父のことをとてもかっこいいと思うようになりました。献血をすることは誰かが褒めてくれるわけじゃないけど、本当にすばらしいことだと思います! みんな献血に行こう!」と献血の大事さを観客に向けて伝えた。
続けてSilent Sirenが、赤と白を基調とした“LOVE in Action”イメージカラーの衣装で登場。MCでは山内あいな(b)が「先日、この“LOVE in Action”をきっかけに献血に行きました。最初は少し怖いと思っていたけれど、献血ルームのスタッフや看護師さんが親切なだけでなく、献血ルームもきれいなカフェの様でイメージが変わりました! 献血に向けて最初の一歩を踏み出すことは緊張すると思うけれど、終わった後にやってよかったと思うはずです。ここにいる人みんなが第一歩を踏み出して、愛の行動をしてほしいと思います!」と、自身の献血の体験を語った。
そして、司会の小林麻耶が、日本赤十字社のネパール地震(2015年4月)への救援活動などの国際的な取り組みを紹介すると、山本シュウ(LOVE in Action プロジェクトリーダー)が「今日みんながこのイベントに参加してくれたことが人助けにつながっています! できることをできる範囲であきらめない。誰が見てくれるかわからないけど、行動をしたあなたをあなた自身がほめてあげてください!」とコメント。
後半戦では、SCANDALが登場。HARUNA(vo,g)は「この【LOVE in Action Meeting(LIVE)】に初めて出られてとても嬉しいです。今日歌った中で、このイベントと同じタイトルの「love in action」という曲があります。私たちが伝えたいことは、全部曲の中に入れました!」と笑顔で語った。
また、ライブの合間には、中学3年生の時に急性リンパ性白血病を発症し、輸血によって命を救われた熊谷知香が壇上。「先日、学生献血推進ボランティアに参加しました。献血バスの近くで献血協力の呼びかけをすると、友達が献血をしてくれました。今回ボランティアをすることで、“献血”というキーワードを多くの人の心に植えることができたと思います。これからもこの種まきを続けていきたいです!」とコメント。現在は元気に大学へ通っている熊谷知香に、会場からは多くの拍手と声援が送られた。
最後に登場したのはMay J.。「山本シュウさんと知り合い、献血の素晴らしさを知りました。今日は献血をしたことがある方も、そうでない方も献血の知識を得るきっかけになると思います!」と、曲の合間に観客1人1人の目を見るように訴える。「献血をすることは、見えない誰かを幸せにすることだけではなく、その周りの人も笑顔にする素晴らしいことだと思います。今日来てくれたみなさんの献血というアクションで、周りの人をもっと笑顔にしてほしいです!」と献血への真摯な想いを語りステージを後にした。
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