何これ手裏剣!?用途が不明な弥生時代〜古墳時代の銅器が出土!

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なんですかこれ!?この形は珍しいのではないでしょうか?

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鳥取県の埋蔵文化財センターが鳥取市鹿野町の乙亥正屋敷廻遺跡(おつがせやしきまわりいせき)で巴形の銅器が出土したと発表しました。5月7日に出土したとのこと。乙亥正屋敷廻遺跡は弥生時代〜鎌倉時代にかけての集落の遺跡なのでその当時の遺跡と見られます。

まるで手裏剣?ヒトデ?風車?のような形をしたこの銅器、直径は9.2センチで厚さは1.3センチ。重さは68.9グラムとのこと。参考: 朝日新聞デジタル

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裏側には取っ手のようなものが付いているのが確認できます。このような巴形の銅器は山陰地方では2例目だそうですが、全国的に見ると北関東以南の遺跡では実に約130点もの出土例があるそう。古墳時代には装飾品として使用された例があり、弥生時代のものにおいてはいまだ用途が不明なんだそうです。

今回出土した巴形銅器は鳥取市のあおや郷土館で2015年6月2日(火)〜6月7日(日)まで展示されています。

巴形銅器の展示/鳥取県公式サイト

 

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