【絶賛配信中】台湾版『孤独のグルメ』が日本版と違う9つのポイント

kodo1

中華圏の動画サイトにて配信が開始された、台湾版『孤独のグルメ』。日本からは視聴できないが、多くの中華圏の人々が視聴し、新しい『孤独のグルメ』の世界を楽しんでいる。

・表現方法も日本版とは違う
キャスト、スタッフ、ストーリーが完全にオリジナルで作られている台湾版だが、表現方法も日本版とは違う部分がある。今回は、台湾版『孤独のグルメ』が日本版と違う9つのポイントを解説したいと思う。

・台湾版『孤独のグルメ』が日本版と違う9つのポイント
1. 調理中の映像が長く入る
日本版は厨房や調理中のようすがあまり映らないが、台湾版は調理中のシーンをじっくりと映す。どの料理が、どのように作られていくのか、細かく知ることができる。

2. 料理の説明が調理中に入る
日本版はテーブルに料理が登場してから料理の説明がテロップで入るが、台湾版は調理中のシーンで料理の説明が入る。なぜか説明のテロップが画面の中央に大きく表示されるため、調理シーンがハッキリと見えないのが難である。

3. 料理ひとつひとつのクローズアップがない
日本版は完成した料理をじっくりとズームで映すが、台湾版はひとつひとつの料理を細かく紹介しない。伍郎が食べているシーンでも、料理がわかりにくいシーンが多いなど、料理にフューチャーしない。

4. お店や料理にかける時間が短い
日本版はストーリーパートと料理パートの割合が半々(もしくは料理パートが長い)が、台湾版は料理パートが短めで、大半がストーリーパートに使われる。この部分だけは、中華圏の視聴者の間でも賛否両論となっている。

5. 音楽の使いどころが違う
日本版は劇中の音楽をスクリーントーンズ(原作者が所属するバンド)が演奏しているが、台湾版もスクリーントーンズか演奏している。日本版との共通点としては最大のもので、この音楽が流れるからこそ『孤独のグルメ』を観ているんだと強く実感できる。しかし、音楽の使いどころが日本版とは違うので、そのあたり、けっこうおもしろい。

6. すんなり店に入る
日本版は悩みに悩んだあげく、ようやく入るというパターンが多いが、台湾版はすんなりと躊躇なく入る。ある意味、原作漫画の主人公に近い性格をしているかもしれない。

7. 日本版よりも顔が漫画キャラに似ている
日本版は松重豊が演じる五郎が人気だが、顔が漫画と似ていない。しかし台湾版は漫画の五郎とソックリだと評判で、中華圏の人々も驚いているくらいである。

8. ストーリー重視
日本版は料理パートを盛り上げるためのストーリーパートだったが、台湾版はストーリーパートと料理パートがキッパリと分けられている印象を受ける。

9. 意外と小食なのかガツガツ食べない
日本版はどんどんペースが早まってガツガツと食べる印象を受けるが、台湾版は豪快に食べるシーンはなく、上品にゆっくり少しずつ食べる印象を受ける。

・公式の『孤独のグルメ』なのだ
日本版と違う部分が多いため、日本人が台湾版を見た場合、「これじゃない!!」という印象を受けるかもしれない。しかし、これは新しい『孤独のグルメ』のかたち。何が正解で、何が間違いか、それを決めることはできない。これはこれで、公式の『孤独のグルメ』なのだ。


もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/05/29/kodokunogurume-china-2/

Via: 孤独的美食家

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 【絶賛配信中】台湾版『孤独のグルメ』が日本版と違う9つのポイント

バズプラスニュース Buzz+

知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。

ウェブサイト: http://buzz-plus.com/

TwitterID: buzzplus_news

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング