マリーナ・アブラモヴィッチ協会がジェイ・Zとマリーナ本人に謝罪
パフォーマンス・アーティストのマリーナ・アブラモヴィッチが先日、ジェイ・Zとのコラボについて「2度とやらない」などと語った騒動を受け、マリーナ・アブラモヴィッチ協会が5月20日、ジェイ・Zとアブラモヴィッチの2人に対し謝罪した。
マリーナ・アブラモヴィッチはブラジルのアート誌“Spike”でのインタビューにて、2013年にジェイ・Zと行ったコラボで“自分は利用された”ことを示唆した。同コラボは、ジェイ・Zがアブラモヴィッチの2010年のアート作品“The Artist Is Present”をオマージュしたビデオ「Picasso Baby(ピカソ・ベイビー)」を製作するにあたり、彼女が協力をしたものだ。
アブラモヴィッチは同誌に対し、「ジェイ・Zは私の協会を援助するというたったひとつの条件のもと、私の作品にアレンジを加えた。でも彼は約束を守らなかったわ。彼は完全に私を利用したのよ。フェアじゃないわ」と事の顛末へ不満を漏らしていた。
しかし、アブラモヴィッチ協会は今回のニュースが出回った翌日に謝罪声明を出し、ジェイ・Zは実際に寄付していたことを明らかにした。
ニューヨーク・タイムズ紙のJoe Coscarelliがツイッターに掲載したマリーナ・アブラモヴィッチ協会による声明には、アブラモヴィッチはジェイ・Zからの寄付についてこれまで知らされていなかったと説明している。
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