孤高のゲーム会社 グラスホッパー・マニファクチュア、全作品を一冊に網羅
『アートオブ グラスホッパー・マニファクチュア』表紙
日本のゲーム業界でも、ひときわ異彩をはなった作品で知られるゲーム会社・グラスホッパー・マニファクチュア。
同社が制作した全作品のアートワークを掲載した書籍『アート オブ グラスホッパー・マニファクチュア』が、パイ インターナショナルより5月19日(火)に刊行される。価格は2,800円(税別)。
本書では、同社が17年間に渡り手がけ続けてきた作品たちのアートワークと、代表をつとめるゲームクリエイターの須田剛一さんが執筆した開発秘話などが収録される。
孤高のゲーム会社によるアート作品
グラスホッパー・マニファクチュアは、全世界で100万本以上を売り上げたアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』をはじめ、個性にあふれた作品を手がけることで知られるゲーム制作会社。
その代表である須田剛一さんは、短編アニメ配信プロジェクトシリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」にて公開された「月影のトキオ」において、原作と脚本を担当した事でも注目をあつめた。
本書では、同社のデビュー作である『シルバー事件』や、海外デビュータイトルである『killer7』、キャラクターデザインを『ファイアーエムブレム 覚醒』などでも知られるコザキユースケさん、メカニックデザインを、ディズニー映画『ベイマックス』に参加した事でも知られるコヤマシゲトさんが担当したことでも有名なアクションゲーム『NO MORE HEROES』など、指折りの名作を余すことなく掲載。
上述の他にも、猫将軍さん、林田球さん、前田真宏さん、吉田明彦さんら名だたるゲストアーティストによるアートワークも多数収録。設定資料、コンテ、イメージボード、パッケージアートなど、お倉出しを含めた数々のアートが収められる。
また、ゲーム企画の立て方や売り方、海外での反響にいたるまでを、須田剛一さん自らが執筆。開発当初の状況や、コンセプトを語る回想録も掲載される。
さらに、『ロリポップチェーンソー』でキャラクターデザインをつとめたイラストレーター・猫将軍さんによる応援イラストもWeb公開された。
これまで、数々の話題作を手がけてきたグラスホッパー・マニファクチュアの全てが詰まっているので、ゲーム開発を志す人やファンならずとも見逃せない1冊となっている。
引用元
孤高のゲーム会社 グラスホッパー・マニファクチュア、全作品を一冊に網羅
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