井の頭公園にお土産やさんをつくろう! ~有志によるプロジェクトがスタート

井の頭公園にお土産やさんをつくろう!

東京は吉祥寺に、まもなく開園100周年を迎える井の頭公園があります。ジブリ美術館があるところ、日本最高齢のゾウのはな子がいるところ、カップルでボートに乗ると別れるという都市伝説があるところ、赤と白のボーダー姿が有名な某漫画家さんが出没するところ、といえば伝わりますでしょうか。漫画『ろくでなしBLUES』で、前田太尊の兄貴も近眼で池ポチャしていましたっけ。

そんな都内でも有数の知名度を誇る井の頭公園は、いつも大勢の人で賑わっています。桜が美しいお花見シーズンのみならず、毎週土日は大道芸人さんやハンドメイド作家さんらが集うアート・マーケットが開催されていることもあり、遠方から来られる方も少なくありません。近年はアジアからの観光客も平日休日問わず見かけるようになり、じわじわと国際色が強まりつつあります。

お花見シーズンの井の頭公園

桜が美しいお花見シーズンは特に大にぎわい

ある意味で観光地化している井の頭公園ですが、実はこれまで不思議なことに「お土産やさん」がありませんでした。もちろん軽食がとれる売店はありますし、カフェやコーヒーショップも園内にあります。公園のすぐそばには色んな雑貨店もあるにはあります。ただ、「井の頭公園に行ってきました」とお友達に手渡せる、分かりやすいお土産や記念品がどこにも売ってないんです。

これから2020年の東京オリンピック開催に向けて、ますます海外からの旅行者は増えるものと思われます。ザ・東京を味わえる浅草や築地、渋谷とは一味違う、なんでも日本人がもっとも住んでみたいと憧れているらしい吉祥寺とやらをこの目で見てみよう、そんな外国人の方々も少なくないはず。それなのに、せっかく訪れても行った証拠になるような記念品が販売されていない。もったいないですよね。井の頭公園を、吉祥寺を、ひいては日本をもっと好きになってくれるきっかけになるはずなのに。

井の頭公園にお土産やさんをつくろう

「SOUVENIR INOKASHIRA」ロゴ

そこで井の頭公園のすぐそばにオフィスを構えるデザイン・ユニット『ハイモジモジ』が中心となって、あるプロジェクトを立ち上げました。ライターとデザイナーのユニットであるハイモジモジにイラストレーターを加えた計3名で、国内外から来られる方々に井の頭公園をもっと好きになってもらうためのお土産やさん計画を始めたのです。名前は『SOUVENIR INOKASHIRA(スーベニア・イノカシラ)』といいます。

まだお店はありませんが、すでに先走ってオリジナル・グッズを作ってしまいました。公園のシンボルでもあるスワンボートをロゴにあしらったほか、”Welcome,wel-Stay!”(ようこそ、素敵な時間を過ごしてね)のキャッチコピーを各種グッズに乗せて、見切り発車でスタートしたのです。

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サードウェーブがよく似合う、ペアでそろえたいコーヒカップ。

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お弁当やお菓子がたっぷり入る、ピクニック向きの大容量トート。

思いきり太陽の下で遊びたい!日よけにぴったりアーミーキャップ。

思いきり太陽の下で遊びたい!日よけにぴったりアーミーキャップ。

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バックプリントにエンブレムが入った半袖ベビーTシャツ。

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お土産にちょうどいい色とりどりの缶バッジ。

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耐水性の紙でできた使いきりタイプのインスタントなレジャーシート。

繰り返しますが、まだ常設しているお店はありません。いずれは公園のすぐそばに店舗を構えられればと思いますが、まずは不定期の販売イベントを開催するところからスタートします。

なお、本プロジェクトは井の頭公園を管理する三鷹市(みたかし)の非公認ではありますが、公園を愛する有志として楽しく盛り上げていきたいと思います。

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4月にはひそかにデビュー・イベントを開催していました。

次回のイベントは公園すぐそばの貸しギャラリー「キチジョウジギャラリー」にて。期間は5月27日(水)から6月1日(日)、時間は12~19時です(最終日のみ17時まで)。「SOUVENIR INOKASHIRAってなに?」「どんな人達がやってるの?」「どんなお土産を売ってるの?」「井の頭公園に足を運んでみようかな」という皆さん、ふらりと遊びに来てみませんか。

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会場までの地図や開催期間など、詳細はこちらのページで。

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himojimoji

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