ザック・ブラウン・バンド 絶大な人気を誇るカントリー・バンドが米ビルボード・アルバム・チャート初登場1位に
カントリー・バンド、ザック・ブラウン・バンドの6thアルバム『Jekyll and Hyde』が23万枚を獲得してNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
2010年の4thアルバム『ユー・ゲット・ワット・ユー・ギヴ』から3作連続でNo.1デビューを果たしているザック・ブラウン・バンド。本作もカントリー・チャート共に制覇し、UKでも2位デビューとその人気を不動のものにした。アルバムからの先行シングル「ホームグラウン」が50万ダウンロードを突破する大ヒットを記録し、立て続けにリリースされた2nd「ヘヴィ・イズ・ザ・ヘッド」、3rd「ラヴィング・ユー・イージー」もスマッシュヒットに、アルバムのプロモーションに大きく貢献した。
彼らが注目されたのは、そのNo.1アルバム『ユー・ゲット・ワット・ユー・ギヴ』リリース翌年の【グラミー賞】で新人賞を獲得してからで、受賞後はアルバムのヒットはもちろん、ツアーも大盛況とカントリー界を代表するスーパーバンドに成長した。本作を引っさげたツアーもスタートしていて、5月以降11月まで30公演以上が予定されている。
続いて、初動18万枚と高セールスを獲得して2位デビューを果たしたのは、ジョシュ・グローバンの『ステージズ』。デビュー15年目、通算7枚目のスタジオ・アルバムとなる本作まで、すべてのアルバムがTOP10入りを果たすという快挙を成し遂げている。アメリカだけでも600万枚を獲得した2ndアルバム『クローサー』からは、全作が初動10万枚突破していて、内3作が首位をマークしている。アイルランドやニュージーランドでもTOP10入り、UKではNo.1デビューを果たしている。ゲストには、出産後のケリー・クラークソンや、トランペット奏者のクリス・ボッティ等が参加。本作も充実した内容に仕上がっている。
4位も、カントリー界からタイラー・ファーの2ndアルバム『Suffer In Peace』が初登場。2013年リリースのデビュー作が、いきなり5位に初登場と華々しいデビューを飾ったタイラー。本作でも2作連続のTOP5入り、カントリー・チャートでは連続の2位獲得となった。11曲と小粒ながらも非常にまとまりのある作品に仕上がっていて、カントリーアルバムらしい楽曲がたのしめる。初夏から夏にかけては、カントリー陣のアルバムが勢力をみせる時期でもあり、これから大物のアルバムが続々とリリースされることが予想される。
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