娘をピンクのコンサートに連れて行った元妻を訴えた父親敗訴 判事「母親との初めてのコンサートは素晴らしい時を過ごした事実」
際どい動きや歌詞が登場するピンクのコンサートに、11歳の娘を連れて行った元妻に対して父親が、保護者としての分別を誤ったと訴え行われた裁判で、コンサートに連れて行くのが間違った子育ての証拠にはならないとニュージャージー州判事が認めた。
地元のニュース、NJ.comによると、少女の両親は離婚しているが、父親は、元妻が2013年12月 ニューアーク、プルデンシャル・センターで開催されたピンクのコンサートに娘を連れて行ったのは、保護者としての分別を誤ったとして訴えていた。
しかし、州上級裁判所裁判官、ローレンス・ジョーンズは37ページにわたる判決文で、ロックンロールの歴史の要約および、離婚した両親が自分たちの争いに判事を利用する例が増えていることを説明。『ローリング・ストーン誌が選ぶ2008年の100曲』の29位に選ばれているピンクの「So What」には際どい動きや歌詞が含まれるかもしれないが、彼女の作品は思春期直前の子どもにとって必ずしも不適切なものではないと判事は述べた。
判事は判決文で思春期のメッセージの例としてピンクの「The Great Escape」と「Perfect」の歌詞を引用し、「親権訴訟の問題がすべて解決したのちは、少女が生まれて初めてのコンサートに母親と一緒に行き、素晴らしい時を過ごしたという事実が明白になることだろう」と述べた。
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