こんなロボットあり!? 超会議のヘボコンバトルが斜め上すぎて謎の迫力
激しくぶつかりあうヘボコン!
ニコニコ動画による史上最大規模のパーティ「ニコニコ超会議2015」が、4月25日・26日に開催されました。
一般ユーザーによる企画で賑わう「超まるなげひろば」では、技術力の低い人限定の巨大ロボットバトル・ギガヘボコンが行われていました。
まずは、そのヘボすぎる試合の風景をみて会場の空気を感じてほしいです。
左側のりんりんTVさんは、ロボット転倒のため2秒で敗退。しかし会場から湧き上がる大歓声。動画だけ見ても意味がわからないはずです。
どういうことかというと、実はこの方、せっかくつくったロボットを自宅に忘れるというまさかのハプニングを乗り越えての出場。
そこで、運営の心意気から、「人の力以外で動くものはロボット」というルールが追加され、もっていたキャリーケースを傾けた台から転がすというバトル開始しか使えない荒技で参戦したという、その怒涛のヘボさを称えているのです!
そんな大白熱の大会の様子を、激戦を繰り広げたヘボコンたちの紹介とともにお伝えします!
妥協とあきらめが見え隠れする巨大ロボット
ヘボコンは、「技術力の低い人限定ロボコン」の通称であり、ロボット業界では不遇の存在である技術力の低さを誇る事のできる貴重な大会。
今回行なわれた「ギガヘボコン」では、その低い技術力を絞り出し、1m以上の大きさのロボットを制作。ロボット相撲で競い合うというもの。
通常のロボット相撲のように倒れたり、土俵から押し出されると負けなのですが、ヘボコン独特のルールもあります。それは、勝負のつかない場合、少しでも多く動いた方の勝ちという、「ロボット相撲とは何か?」という根本的な疑問が湧き上がるルール。
ヘボコンは自由自在!
初日となる25日に大会が行われ、26日は参加ロボットたちが展示されていたので、その一部をみてみましょう!
2014年に大ヒットしたディズニー映画に影響を受けすぎた、空気でふくらむロボット「マックス」。
色を塗るならちゃんと塗ってほしい。
垂れ幕のうどんの文字をマジックで消しておにぎりと書いてあるが、完全にうどんの方が目立っている。
ラジコンにぬいぐるみを載せただけなのに、すごいしっかりしてるように見えてしまう。
ロボットがこれだけ集まっても、なんの迫力もない。
ギガヘボコン、記念すべきその第一試合
ヘボコンは、ただでさえ技術力が低い人のための大会なのに、巨大化させてロボットを完成させることができるのかと心配する声が開催前から続出していました。
そんな中、これだけのロボットが集まり、試合を行えたことは奇跡としか言いようがありません。
記念すべきその第一試合の模様をレポート!
世紀の一戦! よこちゃんさんによる「ぽこぽこおにぎり君」対hirotakasterさんによる「ハンガー」!
【ニコニコ動画】【超会議2015】おにぎり vs ハンガー! 技術力低いロボット同士のバトルが激アツ
【ニコニコ動画】【超会議2015】おにぎり vs ハンガー! 技術力低いロボット同士のバトルが激アツ
日本の心を表現したという「ぽこぽこおにぎり君」は、足元の米のかけらで攻撃を仕掛けます。対する「ハンガー」は、ハンガーにミニ四駆とボクシングロボを吊り下げて突進するという、直球すぎるネーミングも含めてシンプルすぎる作戦で勝負。
結果は、より多く動いたという理由で「ぽこぽこおにぎり君」の勝利。
出場者の皆さんはそれぞれ創意工夫をされていましたが、試合は大体全部こんなかんじでした。
ランチャーに見立てた風船による連続攻撃がおそいかかる!
パイロットが搭乗する機体も登場。圧倒的重量で押し出す!
目の前に設置した鏡によって、土下座しながら敵を視認できる(最初から顔あげればよくない?)という画期的な機能で敵を追い詰めているロボット!
一部を紹介しただけでもおなかいっぱい感のあるギガヘボコン。ですが、会場は最後まで謎の熱気に包まれていました。
ロボットたちのアツい戦いは、カオスすぎる超会議の中でも、さらに異彩を放っていました…。
引用元
こんなロボットあり!? 超会議のヘボコンバトルが斜め上すぎて謎の迫力
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