韓国の新聞『東亜日報』社説 産経新聞・加藤氏の出国禁止措置解除に「今度は日本が誠意を見せる番だ」

東亜日報

4月16日、韓国の新聞「東亜日報」のサイトに下記の記事が掲載された。

[社説]産経前ソウル支局長を英雄のように迎える安倍首相
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2015041621488[リンク]
朴槿恵大統領への名誉毀損で在宅起訴された産経新聞の加藤達也氏が、4月14日に出国禁止措置が解除され帰国し15日には安倍晋三首相と面会したことが報じられている。

記事ではそのことに触れ、

日本では、韓国が米国に韓日関係改善の努力を示すために今回の措置を取ったとする見方が強い。この問題が韓日関係の足かせになることは両国にとって望ましくない。今回の措置が葛藤を克服する転機になるよう今度は日本が誠意を見せる番だ。

と結んでいる。

一方で、産経新聞は、14日に出国禁止措置解除についての識者の見解を掲載。
「8カ月は遅すぎる」「民主国家として不完全露呈」…帰国、識者どう見る
http://www.sankei.com/politics/news/150414/plt1504140058-n1.html[リンク]
記事では、田原総一朗氏の「起訴されたこと自体がおかしい」、花田紀凱氏の「今回の件で韓国の民主国家としての不完全さが露呈した」等の見解が示されている。

東亜日報の望む「誠意」とは一体どのようなものなのか、いろいろと議論を呼びそうである。

※画像は東亜日報のサイトより引用

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Taka

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