プレトニョフが認めたピアニスト、松田華音がリリース記念リサイタルを開催
ロシアを中心に活躍するピアニストの松田華音が、ドイツ・グラモフォンからCDをリリースしたことを記念し、4月7日に東京オペラシティコンサートホールにて、リサイタルを開催した。
松田華音は、6歳からモスクワにわたり、翌年ロシア最高峰のモスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に首席で入学。2013年同校で外国人として初めて最優秀生徒賞を受賞し、ミハイル・プレトニョフが認めたピアニストとしても注目を集めている。
記念リサイタルではアルバム収録曲からベートーヴェン、ショパン、リスト、スクリャーピンなどを取り上げ、小柄な体からは想像できない力強い音色とロシア仕込みのスケール豊かな表現で多くのファンを魅了。終演後は、客席のあちこちから「素晴らしかった」との声が飛び、若きピアニストへ向けて盛大な拍手が贈られた。
本番終了後、松田は「すばらしいホールで、すばらしいピアノで、大勢の皆さんの前で演奏できて嬉しかったです」とコメント。続いて、4月9日には愛知県芸術劇場、4月11日には境港シンフォニーガーデンでの公演が予定されている。
◎松田華音【CD発売記念ピアノ・リサイタル】
日程:2015年4月7日
会場:東京オペラシティコンサートホール
出演:松田華音
プログラム:
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」Op.53
ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3より 第2曲 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」、第3曲 「メロディ」ホ長調
ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23より 第5番 ト短調、、第4番 ニ長調、第2番 変ロ長調
スクリャービン:8つの練習曲Op.42より 第4番 嬰へ長調、第5番 嬰ハ短調
スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op.38
シューマン/リスト:献呈
アンコール:
チャイコフスキー:18の小品より第16番「5拍子のワルツ」
パッヘルベル(編:藤満健):カノン
関連記事リンク(外部サイト)
海上の歌姫、三宅由佳莉が国家独唱、「仲間と一緒で心強かった」
松たか子の復帰第一作のテーマは“鏡”、新国立劇場による子供向けシリーズ
20周年を迎える「リバーダンス」7年振りの来日公演、東京にて開幕 順次全国ツアー
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。