運動になる? 瞑想を取り入れた呼吸法“瞑想呼吸”とは

運動になる? 瞑想を取り入れた呼吸法“瞑想呼吸”とは

 私たちの普段の生活の中で、「呼吸」を意識するシーンはあまりないだろう。しかし、深呼吸をすれば心身が落ち着くことを知っているし、大事な場面では呼吸を意識的に整えようとしたことがある人は多いはずだ。

 心身に影響を与える「呼吸」だが、やり方をちゃんとすれば、よりはっきりと好効果が期待できるという。それが呼吸と瞑想を組み合わせた「瞑想呼吸」という呼吸法だ。
 『15歳若返る 瞑想呼吸』(原久子/著、ロングセラーズ/刊)は、瞑想の第一人者である原さんが、心を落ち着かせて体が元気になるという「瞑想呼吸」を豊富なイラストで具体的に伝授する一冊だ。
 では、「瞑想呼吸」とはいったいどんな呼吸法なのだろうか?

■長生きに続く「瞑想呼吸」は丹田を意識すべし
 この「瞑想呼吸法」の基本形は丹田を意識したものだ。丹田とはへその下3寸に位置するところで、丹田呼吸法は近年大ヒットしたロングブレスダイエットにも応用されている。
 原さんによれば、丹田を意識した深く長い呼吸は長生きに続くという。ストレスがたまっているとき、怒りが込み上がっているとき、呼吸は浅くなる。これは、体が緊張しているからだ。そうした状態から体を解放するのが、この「瞑想呼吸」だ。
 姿勢などの具体的なやり方は本書を確認してほしいが、この呼吸法を取り入れることで、体がリラックスされ、心を鎮める効果があるだけでなく、身体の健康状態にも好影響を与えると原さんは述べる。

■心身を整える「深く長い呼吸」
 では、具体的にどんな効果があるのだろうか?
 原さんは、この呼吸法を身につけることで生理面と肉体面での効果がいくつもあらわれると述べる。例えば、瞑想呼吸法によって深い呼吸を行なうと、通常の3〜5倍の空気が毎回、肺に入ってくるという。そして、多量の酸素を体内に取り込むことで、エアロビクス運動をしたのと同じような効果を得られるというのだ。
 また、充分な酸素を取り入れられるので、頭が冴えて明晰になり、インスピレーションがわきやすくなり、直感が冴えるようになる。他にも、お腹を毎回凹ませて、ゆるめる、を繰り返すため、呼吸が有酸素運動になっており、お腹が痩せて、腹部の贅肉がとれるという効果も見込めるという。

 歯を磨いているとき、歩いているとき、仕事中、「瞑想呼吸」は生活の中であらゆる場面で取り入れることができる。ただし、正しい方法でやらなければならない。これは繰り返し練習をすることで正しい吸法の仕方が身につくという。
 本書には基本形のほかに、さまざまな場面でアレンジできる「瞑想呼吸」が紹介されている。心身の調子が優れないという人は「瞑想呼吸」を試してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)

■「心も体も15歳若返る 瞑想呼吸」特設ページはコチラ
http://www.sinkan.jp/special/meditation_breathing/index.html


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