ゲーム画面の写真1枚を撮るために1週間かかる事も

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ゲーム雑誌や攻略本を書いていると、精神的な苦痛を強いられる作業をしなくてはならない場合があります。たとえば、なかなか手に入らないアイテムを入手した瞬間の写真や、なかなか出現しないモンスターに出会えた瞬間の写真などの撮影です。文字だけで伝えてもいいのですが、そこはゲームライターの意地。どうしてもレアなシーンを掲載したいのです。

もちろん、そのようなシーンの写真はメーカーに言えばもらえることもあるのですが、もらえない事のほうが多いです。メーカーからすれば「攻略の仕事はそちらの仕事でしょう?」という事ですね。また、どれくらい頑張ればレアなアイテムやモンスターが出現するのか、体感して読者に伝える必要もあるので、自分で確かめて自分で写真を撮影するのがベストなのです(もちろん出現率などはメーカーから教えてもらえますが)。

なので、他の攻略ページはどんどん執筆や撮影を進めていく事ができるのですが、最後までヤリコミ記事やレア情報記事の写真が埋まらないという事があります。もちろん締め切り重視で撮影をすすめていきますので、最終的にあきらめて写真を掲載せずに文字だけで伝える事もありますが、できればそれはしたくありません。

最悪なケースは写真を掲載できないというパターンですが、1週間かかって同じ行為を繰り返し、レアなシーンをようやく撮影できた事もありました。このようなレアなシーンの撮影の場合は、ゲームにデバッグモードがあっても使うことはしません。もしかすると、製品版では「そのレアなシーンがなくなっているかもしれない」からです。実際にプレイをして確かめる事が絶対に必要なのです。

イラスト原画: まそ先生(2ch全AAイラスト化計画

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