セレクトショップの『ワニ不動産』
東京都の人口は現在、推計では約1300万人とされています。その対象を関東地方にまで広げれば、約4000万人が住んでいるんです。日本の総人口1億3000万人のうち1/3が首都圏に集中しているわけですね。
人口の流入は1980年代あたりをピークに下降気味ではあるものの、現在も微増から横ばいの状態。このような状況であれば、2年に一度、引越しを迫られている方も多いでしょう。そうなると必然的にお世話になるのが不動産仲介業者ですよね。
そこでネットを徘徊していたところ見つけたのが、「不動産のセレクトショップ」を目指すという、社名からして風変わりな『ワニ不動産』。分かりやすいイラスト、分類で、こだわりの物件をセレクトできるのがウリとのこと。
あまりにもインパクトが強かったので、早速、質問をぶつけてみました。
『ワニ不動産』という社名の由来は?
社名に意味はありません。
年配の方が力を持ち、IT化が遅れているこの業界では、主な情報のやりとりは電話やFAXなんですね。なので「諸先輩方に名前を覚えてもらう!」というところから発想しました。そこで一発で覚えてもらえる名前にしたいなという話になった時に、「ワニ」がひょこって出てきて「覚えやすいかも?」と思い、この社名にしたんです。
大手の不動産会社などでは無数のFAXが届くんですが、ロゴも手書きのワニなので、FAXなどを送ってもすぐに分かってもらえるんですね。ネーミングとロゴの2つ。結果的にはこれが功を奏しました。
なぜこのようなイラストを紹介に用いたのか?
『R25』というフリーペーパーがあるのですが、その読者層が弊社のメインターゲットになります。それならばということで、R25の挿絵を描いていたイラストレーターに依頼を致しました。
イラストのタッチなど細かい指示は出さず、今後の業界の流れや当社のビジョンを伝えて描いてもらいました。ざっくりと「楽しい暮らしを喚起させるようなイメージ」でということくらいでしたね。
センスの良さそうな不動産会社だというイメージを獲得でき、物件の選定依頼も増えたので狙いは当ったかなと思っています。
今後の事業展開は?
中古の一棟マンションを自社でリノベーションして保有する、ということが最終目標なので、逆算して全ての事業を動かしている最中なんです。今はセレクト不動産屋として、市場に求められている物件を計測しているのですが、今後はそのデータを基に、自らの物件を自らの手でデザインし、その部屋でお客様に最高の生活を過ごしてもらう。そのために日々トライ&エラーを繰り返しながら、事業を前進させています。
というわけで、お忙しい中ありがとうございました。
もしお住まいをお探しの方がいましたら、『ワニ不動産』で物件を探してみてはいかがでしょうか。
株式会社 ワニ不動産
http://www.wani.biz/
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