一般人の筆者がオーケストラの指揮をしてみた!『Conduct us in 上野公園』22日(日)まで開催
「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2015-」
今上野公園では、“カンビザクラ”が見頃を迎えています。春の上野を舞台に、「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2015」が3月13日(金)〜4月12日(日) の一ヶ月に渡り開催されています。オペラ、オーケストラ、室内音楽など幅広いジャンルの音楽で国内外一流のアーティストを集めて、東京の春の訪れを音楽とともに祝うことができる国内最大級のクラシック音楽の祭典です。その一環として、一般参加者が本物のオーケストラを指揮できる特別企画 「指揮者はあなた!Conduct us in 上野公園」が3月20日(金)~22日(日)まで開催されます。一体どのようなイベントなのか、筆者が身を以て体験したのでご紹介いたします。
「指揮者はあなた!Conduct us in 上野公園」
「指揮者はあなた!Conduct us in 上野公園」
http://youtu.be/5TPvXgrvGOI
時間になると、お手本としてイケメン指揮者の吉田誠氏の指揮で演奏を聴く事ができます。次に広場の脇に並んでいた人から順番が回ってきます。
お父さん、お母さんにと一緒に指揮棒を握る子供や、マイペースに演奏を進めていく子、また、過去に指揮者の経験があるだろうというおじさんまで、演奏する曲は同じでもその音色は様々。また、海外からやってきた方も挑戦していました。
かなり近くからオーケストラで使われている楽器を見る事が出来るのもこのイベントの魅力です。
さて、自分の番が回ってきました。振る曲は『フィガロの結婚〜序曲』で18世紀のスペインを舞台にした喜劇に使われたモーツァルトの有名な曲です。東京ディズニーランドのアトラクション、フィルハーマジックに出てくるドナルドみたいに、めちゃくちゃな演奏にしてやろうと思ったのですが、思うように手が動きません。20人の音と呼吸の全てが腕から指揮棒の先までの動きにかかっていると思うと緊張でまるで金縛りのような状態に。奏者には楽譜があるけど、指揮者は全て自分の感覚で指揮をとっているんだなあと感動してしまいました。
見るのとやるのではやはり全く違うもの。イベントが終わると、会場で「ねえ、ママー、明日も来たい。」と子供の声が。間近でオーケストラの演奏を聴けるだけでなく、実際に指揮を振る事が出来るなんて滅多にない体験で大人の私でさえ新鮮な感覚でした。『東京・春・音楽祭』ではこの他にもたくさんのイベントを予定している模様。是非、この春、クラシック音楽で春を迎えてみてはいかがでしょうか。
■「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2015-」概要
期間:2015 年 3 月 13 日(金)〜4 月 12 日(日)
会場:上野恩賜公園(東京文化会館、上野学園 石橋メモリアルホール、東京藝術大学奏楽堂、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立⻄洋美術館、上野の森美術館)他
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
共催:東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
後援:文化庁、東京都、台東区
協力:上野観光連盟、上野の山文化ゾーン連絡協議会
URL:www.tokyo-harusai.comイベント名:指揮者はあなた!Conduct us in 上野公園
開 催日:2015 年 3 月 20 日(金)~22 日(日)
時 間:21、22日11:20~12:00、12:20~13:00、13:20~14:00
会 場:上野恩賜公園 噴水前広場 ※雨天中止
楽 曲:フィガロの結婚〜序曲
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(予定)
内 容:一般参加者が演奏家約 20 名の指揮にチャレンジする企画。(事前申込み無し)
主 催:上野観光連盟、東京・春・音楽祭実行委員会
ディズニーツムツム大好き!
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