“通話できるデジカメ” ドコモが携帯電話『L-03C』を発表

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“通話できるデジカメ” ドコモが携帯電話『L-03C』を発表

NTTドコモは、2010年から2011年の冬春モデルとなる新製品の発表会を開催。スマートフォンが注目を集める中、従来の『iモード』携帯電話でもユニークな製品が発表されました。LGエレクトロニクス製の『L-03C』は、見た目はほとんどデジタルカメラなのに、通話と『iモード』ができる携帯電話。2011年1月の発売を予定しています。

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「こだわりのフォルム&デザイン」と発表

発表会で「こだわりのフォルム&デザイン」と紹介されたように、光学3倍ズームの飛び出すレンズ、本革調のカメラグリップ、シャッターボタンとズームホイールを持つカメラ形状にこだわったユニークなデザイン。カラーもBlackとChampagneの2色で、デジタルカメラを意識した色使いになっています。

カラーはBlackとChampagneの2色

カメラは、沈胴式光学3倍ズームレンズと1/2.3型CCDセンサを搭載。有効画素数は約1210万となっています。高輝度LEDの4倍の光量を持つキセノンフラッシュを搭載し、高感度レンズと組み合わせて暗い場所でも明るく撮影ができます。1/1500秒の高速シャッターで動く被写体もブレずに撮影できるほか、光学3倍ズームとデジタル4倍ズームで遠くの被写体も撮影が可能。

ほとんどデジカメを持っている感覚

タッチ&トライコーナーで触ってみたところ、見た目はほとんどデジカメ。グリップ部に厚みを持たせ、撮影する際、手になじむ感触です。大きいシャッターボタンとズームホイールはデジカメと同様の操作感を再現します。

横持ちならデジカメ、縦持ちなら携帯電話のメニューボタン

メニューボタンも再生ボタンやゴミ箱ボタンなど、デジカメのようなインタフェース。よく見ると、横持ちにするとボタンにデジカメ用のメニュー、縦持ちにするとボタンの横に「通話」「終話」など携帯電話用のメニューが印字されており、利用シーンに合わせて見やすくデザインされています。

大画面タッチパネルで『iモード』が楽しめます

携帯電話としての操作性が気になるところですが、3.0インチワイドVGAのタッチパネル液晶を搭載し、タッチ操作のインタフェースで通話や『iモード』、メールが利用できます。大画面で『iモード』やアプリが楽しめるのは魅力的。カメラ好きで従来の携帯電話が手放せない人には注目の製品となりそうです。GPS、ワンセグ、『おサイフケータイ』など、一部の携帯電話用サービスには非対応なのでご注意を。

『L-03C』主な仕様
サイズ:約W60×D112×H17.3(最厚部22)mm
重量:約165g
3G連続待ち受け時間:約350時間
GSM連続待ち受け時間:約310時間
連続通話時間:約220分(3G)、約250分(GSM)
ディスプレー:約3.8インチ 480×800 ワイドVGA TFT液晶 1677万7216色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(16GB)
カメラ:顔認識 CCD 有効画素数約1210万、記録画素数約1200万
カラー:Black、Champagne

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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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