あなたのスマホは雑菌だらけ!?紫外線で安全に電子デバイスを殺菌する「UviCube」
あなたが毎日のように使っている、スマートフォン、タブレット、マウスが、実は雑菌だらけということをご存知だろうか。スタンフォード大学の研究によると、スマートフォンはトイレのハンドルの14倍も雑菌が付着しているといい、あるイギリスの調査では、公共のトイレの便座よりも汚い、というレポートもあるようだ。
手や指先に付いた雑菌をタッチスクリーンに付着させ、バクテリアの温床となっている……この驚愕の事実をどう受け止めるだろうか。だからといって、キーボードやマウスを食器洗い機に入れて洗浄することはできないし、毎日のように除菌スプレーでふくなんてことも、非常に面倒に感じる人もいるだろう。
紫外線で、雑菌を99.9%死滅
そんな問題を解決してくれそうなのが、現在資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催している「UviCube」である。「UviCube」は強力な紫外線をあてることで、安全に除菌をおこなう装置。細菌のうち99.9パーセントを死滅させる効力があるという。
もとは赤ちゃんグッズ向けに開発
もともと育児中の親向けに、おしゃぶりや哺乳瓶など、赤ちゃんが口にするものを消毒するためのツールとして開発されたが、これは電子デバイスの殺菌にも使えるのではないかという着想があったのだという。
使い方はいたってシンプル。軽く洗ってから、装置の中に消毒したいものを入れてスタートボタンをオンにするだけ。乾かす時間や手間が省けて、素早く殺菌が完了する。選択したコースによって所要時間は異なり、“DRY+UVコース”だと45分間、“UVコース”だと10分ほど。
変形したり、電気回路を破損させる心配なし
加熱殺菌するタイプや、高温の水やスチームを使って殺菌するタイプとは異なり、中に入れたものが変形したり、燃えたりするような心配はない。何より、センシティブな電子デバイスの電気回路に異常を引き起こすことなく、安全に殺菌がおこなえるのはとてもありがたい。
Kickstarterでキャンペーン開催中
装置の大きさは、幅約24×奥行約24×高さ約28.5センチメートルほどと、コンパクトで場所を取らないのもメリットだ。すでに目標額2万5千ドルの資金を上回っており、3月24日までキャンペーンを開催する予定。毎日の電子デバイスの殺菌習慣に、導入してみてはいかが。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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