【Interview】6人の写真家が競演!オンラインフォトギャラリー「然」が放つアートの世界
国内外で活躍する一流フォトグラファーの厳選作品を、最高品質の印刷技術によって販売するオンラインフォトギャラリー「然(ぜん)」が、今月19日にオープンした。
自然をテーマに、日本のアートの魅力を世界へ発信するという目的の下、開設した本サイト。ダイナミックな世界観をweb上で堪能できる他、製品としてその場で購入することも可。超光沢のアルミ板やアクリル板、100%平織り麻布のキャンバス地など、厳選素材を土台とするアート作品が、リーズナブルな価格で手に入る。
アーティストと印刷を手がけるパートナーへ、一定の利益をもたらすビジネスプロジェクトでもある「然」。タイムカレント、代表取締役、鎮目 英大(しずめ ひでひろ)氏は、並々ならぬ情熱を持って、サイト運営に踏み切った。
日本のプロ写真家の世界観を伝播させるプロジェクト
Q1、まずは、「然」提供のきっかけについて、お聞かせください。
以前、取材させていただいたプロカメラマンの皆さまの作品の美しさに、感銘を受けたことが最初のきっかけです。
そうした作品の現状の楽しみ方は、ファンの方が個展に行かれるか、写真集やカレンダーを購入するなど、ある意味範囲が限定されていることを知り、もっと多くの方に広く鑑賞してもらいながら、絵画のように各作品の魅力を存分に楽しめる形で提供できる場を創りたい、と思ったのがサイトオープンの動機です。
Q2、「然」とは、どんなプロジェクト(サイト)なのでしょうか。
日本のプロ写真家の世界観と作品の魅力を、広く伝播させるプロジェクトです。
魅力的な作品を撮り続けるプロ写真家の皆さま、高品質なアウトプットを実現できる印刷パートナーと提携し、「オンラインギャラリー」として展開しています。
弊社のEC事業として展開しているため、利用者の獲得・収益拡大に向けたマーケティング活動は、すべてタイムカレントが担当します。
作品をご提供いただくプロ写真家には、販売額から一律の提携ロイヤリティを支払い、印刷パートナーに対しては発注単位で決められた印刷価格を支払うことで、3者に定常的な利益をもたらすビジネスに、発展させる予定です。
Q3、無料画像や写真を提供するサービスが多数ある中、あえて販売に重点を置いたのは、なぜでしょうか。
自分が体験したように、作品を単にデジタルデータとして楽しむより、実際に手に取れる形で楽しんでいただく方が、より魅力が伝わると考えたからです。
写真家の皆さまと意見交換をしながら、印刷技術の選択、つまり提供の仕方に徹底的にこだわりました。今後も写真家の皆さま及び、印刷パートナーさまから情報を収集しつつ、他では体験できないアウトプットを追加していきます。
Q4、写真家を選ぶ際、何か基準はありますか?また、海外の写真家との提携については、いかがお考えですか?
プロの写真家として素晴らしい作品を撮られ、ご自身の世界観を確立されている方を取り上げています。
「日本のアーティスト、そして「自然」をテーマにした日本発アート作品の魅力を発信する!」がコンセプトなので、海外の写真家との提携は考えていません。
さまざまなPR活動で写真家とその作品をアピール
Q5、今後の展開について、教えてください。
「然」の公式サイトとFacebookページを介した情報発信の他、オンライン・オフラインでさまざまなPR活動を展開します。
具体的には、提携している写真家の皆さまの個展を「然」で提供するアウトプットで展開したり、自然をテーマにしているイベントへの出展、その他、企業のエントランス、飲食・宿泊施設、公共スペースなど、展示する場を増やしていくための、PR活動を行っていく予定です。
Q6、これから「然」を利用するユーザーへ、メッセージをお願いします。
日本人アーティストと、自然に関わるさまざまなテーマにリンクしたアート作品の魅力を、存分にお楽しみください。
参加するプロ写真家、作品点数もどんどん拡がっていきますので、今後の活動に是非、ご注目ください。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。