途上国にきれいな水を!太陽パネルで発電する、塩水を飲み水に変える浄水装置

Desolenator

人間が生きていくのに、水は欠かせない。われわれ先進国では、水道の蛇口をひねれば、きれいな水が出てくるのは当たり前かもしれない。だが、発展途上国においては、衛生的な飲み水の確保は、常に付きまとう重大な問題である。

塩水を、飲める水にする装置

「Desolenator」は、そんな国々の助けになろうと開発されたデバイス。塩水や汚れた水など、そのままでは飲めない水を飲めるようにしてくれる。しかも、誰にでも扱いやすく、移動可能なサイズで、デバイスを動作させるコストもほとんどかからないという。

太陽光エネルギーで動作

この「Desolenator」にはソーラーパネルが内蔵されていて、太陽光エネルギーで装置を動かし、水を煮沸して、きれいな飲み水に変える。デバイスにはタイヤが付いており、移動して用いることができるようになっている。丈夫で長持ちな設計になっており、約20年間使用できるという。

浄水にかかるコストも世界最低レベル

Desolenator2

開発者によると、このサイズの浄水装置では、1リットルあたりの淡水化作業にかかるコストは、世界でも最安値レベルとのこと。なぜならこの装置は、フィルターを取り替える必要もなく、消耗品は不要だし、装置を動作させるのに、外部から電力やエネルギーを供給する必要もないのだ。

Indiegogoのキャンペーンはまもなく終了

人々の役に立つ、この素晴らしい「Desolenator」は、現在、資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを開催中。すでに目標額の15万ドルを上回る資金を集めている。650ドルの寄付で、南インドやアフリカに装置を提供でき、479ドルで「Desolenator」本体を入手できるようだ。残り期間わずかなので、興味がある人は早めにチェックを。

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Techable

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