ジェイ・Z、ラジオ局買収の噂はデマだった
ジェイ・Zがニューヨークのヒップホップ専門ラジオ局“HOT 97”を買収するための交渉に入っているというニュースが伝えられたばかりだが、その情報はどうやら間違いだったようだ。
WQHT HOT 97のオーナーであるEmmis Communicationsは、ヒップホップ専門情報サイト“Hip-Hop Wired”とのインタビューで、その話は事実でないことを明らかにした。
今回の噂はもともと、“HOT 97”のファンクマスター・フレックスがジェイ・Zや彼のウェブサイト“Life+Times”に対し、怒りを露わにしたことをきっかけにインターネット上で広まった。同サイトはフレックスへのインタビューにて、ディップセット(ディプロマッツ)再結成への関与について質問。するとフレックスは打って変わり、同サイトのことを“ゴミ”呼ばわりしたり、自身のモバイル・アプリのアイディアが同サイトの取材を通じてジェイ・Zに盗まれ、“マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル”サムスン・アプリで使われたなどと主張したそうだ。
MediaTakeOut.comによる最初の報道では、フレックスのジェイ・Zに対する文句は、ジェイ・Zが投資家グループとともに同ラジオ局の買収契約に関与していることがきっかけになっていると推測していた。その投資家グループには、NBAニューヨーク・ニックスのスター選手であるカーメロ・アンソニーも含まれているとされた。
なお、エブロやピーター・ローゼンバーグ、ローラ・スタイルズら“HOT 97”のパーソナリティーたちはこの噂話をからかい、20日には同ラジオ局を“HOV 97”などという名前で呼んでいた。
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