香川県が鳥インフルエンザ防疫体勢を強化 連絡体制会議を開催

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香川県は1月16日、高病原性鳥インフルエンザ対策連絡会議を開催しました。瀬戸内海をはさんで対岸にあたる岡山県笠岡市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザH5型鳥インフルエンザウイルスが確認されたためです。

香川県においては、現時点で高病原性鳥インフルエンザの感染は確認されていません。また、高松市の新川河口、ウイルスを媒介すると考えられている鴨などの水鳥の死亡個体や衰弱した個体は見つかっていません。
同様に、香川県内206の農場で飼育されている約800万羽の鶏には、異常が見つかっていません。

とはいえ、ウイルスを運ぶ水鳥は、岡山から香川までは容易に飛翔できる距離です。カラスなどの生活圏内に生息する野鳥に感染した場合、県内の養鶏施設全体に鳥インフルエンザが蔓延するリスクは否定できません。

先日の会議においては、各農場に消石灰などをもちいて野鳥から持たされた鳥インフルエンザを鶏舎に持ち込まない方法や、万が一鶏インフルエンザが発生した場合の拡大防止・封じ込めについて情報と手順が共有されました。

岡山以外には、宮崎でも鳥インフルエンザは確認されています。したがって、この試みは非常に効果的なものと言えるでしょうね。

他県においても、独自の対策が進められていますが、食品が高騰する傾向が見られますので、鳥インフエンザ対策は私たちの生活にも大きく関わりを持つことになりそうです。

写真は足成 http://www.ashinari.com/ より

※この記事はガジェ通ウェブライターの「松沢直樹」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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