オフィスチェアーでモチベーションアップ? そんな心地良い椅子が登場
デスクワークをしている人ならわかると思うが、仕事の相方と言っても良いくらい長い付き合いになるのがオフィスチェアーだ。そんなオフィスチェアーに関する興味深いアンケートがあるのでご覧頂きたい。こちらのアンケートはコクヨファニチャーが「オフィスとモチベーション」をテーマに全2回にわたっておこなったもの。1回目は「社内風土」、2回目は「オフィス環境」について聞いており、両方を見ると、オフィスチェアーとモチベーションの意外な関係性が明らかとなった。
最初のアンケートはこちら。
2010 年7 月23 日(金)~2010 年7 月25 日(日)に「入社3 年以内の若手社員」と「課長以上の管理職」の500名へ実施された「~『オフィスのモチベーションアップに関するアンケート』 第1回目『社内風土』について~(コクヨファニチャー調べ)」。
このアンケートは上司と部下のコミュニケーションに関するもの。どのような結果が得られたのかご覧頂きたい。
このアンケートから分かることは、どうやら社内風土を良くするためには、世代間の距離の遠さを解消する必要がありそうだということである。
それではお次のアンケート。
2010年8月6日(金)~2010年8月8日(日)に、「20代の男女若手社員」500名へ実施された「『オフィスのモチベーションアップに関するアンケート』第2回目『オフィス環境』について(コクヨファニチャー調べ)」。
なんと仕事の相方とも言えるオフィスチェアーをはじめ、身近なアイテムたちが社内格差の象徴として挙げられている。
それを裏付けるように、実際に役職によってオフィスチェアーが「異なる」(一部異なるも含む)と答えている人が8割以上もいる結果となった。
しかも、約7割の人がオフィス環境によりモチベーションが上がると答えている。
2つのアンケート結果からわかることは、今オフィスでは「世代を越え年功序列を意識しない環境≒社内格差がない」が求められているが、社内格差を生む要因の一つであるオフィスチェアーが役職等によって異なる会社はまだまだ多くあるということだ。しかもオフィス環境そのものが、社員のモチベーションに大きく影響していることも分かった。
つまり社員のモチベーションアップを考える際には、オフィス家具選びからフラットな環境をいかに作るか、という視点を持つことが重要だといえるだろう。
そんなオフィスのニーズに応えるものとして、今回紹介したいのがコクヨファニチャーのオフィスチェアー『M4(エムフォー)』だ。誰もが快適に座れることを意識して作られたオフィスチェアーで、リクライニングの角度は座る人の体重に応じて強さが自動調整される。しかも座面幅も約51cmとワイドで太もも裏側を圧迫しにくい前垂れ形状の座面なので、体格の大きな人も小さな人も快適に座れるだろう。操作可能部は座面高さの調整のみで、座面昇降操作レバーを右肘に設けている。ちなみに、座面下に操作レバーがないのは業界初。ひざ下に手を入れて…なんてことも必要なく、女性も扱いやすそうだ。
オフィスでこんなワンサイズスタンダードが広まれば、上記のアンケート結果にあった「役職のある人だけ違う椅子に座ってる!」なんてこともなくなりそうだ。まさに「フラットな環境」であり、モチベーションアップにもつながるかもしれない。『M4』は2010年秋に発売予定となっている。
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