上白石萌音・松井珠理奈・武藤十夢が歌って踊る! 『舞妓はレディ』劇場未公開の“舞妓ラップ”がキョーレツ

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『舞妓はレディ』「きついっしょ」

『Shall we ダンス?』で世界から注目を集めたエンターテインメントの巨匠・周防正行監督が、日本の誇る伝統文化“舞妓”を題材にした映画『舞妓はレディ』。舞妓を目指す少女の成長を追いかけつつ、あでやかな花街の世界とその伝統やしきたりをユーモラスに描き出しました。

本作の見どころと言えば、出演者それぞれに見せ場が用意されているミュージカル・シーン。しかし実は、劇場で公開された本編には残念ながら収録されなかった未公開シーンの存在も。そのひとつが、舞妓見習いの主人公・春子(上白石萌音)と、アルバイト舞妓の福名(SKE48・松井珠理奈)、福葉(AKB48・武藤十夢)の可愛らしい3人衆が、お稽古中に見習いならではの愚痴を歌って踊るシーン。しかも、その楽曲『きついっしょ』はなんとラップ! 歴史上“アイドル×ラップ”と言えば、素晴らしい名作になるかトンデモな珍作になるか、一か八かの荒業とされています(?)が、本日、その映像の一部が公開となりました。

『舞妓はレディ』ミュージカル・シーン未公開映像(YouTube)
http://youtu.be/bDoK7Vc-Dec

シンプルなバックトラックに合わせてラップを披露する彼女たち。味があって、何度も繰り返し観たくなる中毒性を持ち合わせているので非常に危険です。踊り……というか、身体をモジモジさせているのも後からジワジワきます。心なしか顔が死んでいるのは、演技プランに不満があるからじゃなくて、愚痴を歌っているからです。女優としての演技です。間違いないです。

今年は、園子温監督の『TOKYO TRIBE』が、世界初のバトルラップ・ミュージカルとして話題となりましたが、周防監督もいち早くラップ・ミュージカルの存在に気付いていたとは……。

このミュージカル・シーンの完全版を含め、来年3月18日(水)に発売となる『舞妓はレディ』Blu-rayスペシャル・エディションには、未公開映像を多数収録。本編のみのスタンダード・エディションも同時発売です。

『舞妓はレディ』「うちはかいらしい舞妓どす」

スペシャル・エディションには、同じく未公開だった、先輩芸妓の渡辺えりがパワフルな歌と踊りを披露する『うちはかいらしい舞妓どす』も収録されているぞ! なぜ劇場では未公開だったのか、自分の目で確かめてみよう。

<ストーリー>
京都の歴史の古い花街・下八軒。かつては大変なにぎわいを見せたこの花街も、いまは舞妓がひとりしかいないのが、悩みのタネ。そこへ津軽弁と鹿児島弁をまぜこぜにして話す少女・春子が「舞妓さんさなりてんだじゃぁ!」とやってきた。けれどもどこの誰かもわからない少女を老舗のお茶屋・万寿楽の女将が引き受けるはずもない。それでも居合わせた大学教授・京野のはからいで、なんとか春子は万寿楽の仕込み(見習い)に。しかし、春子を待ち受けていたのは、厳しい舞踊や鼓や三味線の稽古、花街のしきたり。そして何より春子を苦しめたのは美しい京都の言葉を学ぶこと。厳しくも優しい花街の人々に見守られながら、舞妓になりたい一心で稽古に励む春子。いつの日か京の花街に生きる本物のレディとなる日を夢見て。

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『舞妓はレディ』Blu-ray&DVD発売情報

2015年3月18日(水)発売/レンタルは3月4日(水)スタート
『舞妓はレディ』スペシャル・エディション(Blu-ray 2枚組)6700円(税抜き)
『舞妓はレディ』スタンダード・エディション(DVD 1枚組)3800円(税抜き)

(c)2014 フジテレビジョン 東宝 関西テレビ放送 電通 京都新聞 KBS 京都 アルタミラピクチャーズ

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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