【ビルボード】第1位はサラ・オレイン『SARAH』、フィギュアスケート・ベストが初登場第2位

【ビルボード】第1位はサラ・オレイン『SARAH』、フィギュアスケート・ベストが初登場第2位

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albums第1位は、13回目のチャートインとなったサラ・オレインのセカンドアルバム『SARAH』が再登場。スペイン・バルセロナで開催されたフィギュアスケートGPファイナルで、見事2連覇を果たした羽生結弦選手が披露したエキシビションで使用された楽曲が、この『SARAH』に収録されている「The Final Time Traveler」だ。ゲーム『タイムトラベラーズ』のエンディングテーマだったこの曲を、羽生選手の為に全編英語に訳し再収録したのがこのバージョン。サラ・オレインと羽生選手は今年7月に行われた「Fantasy On Ice 2014」で共演していた。

 2位は『決定盤! フィギュアスケート・ベスト2014-2015』がチャート初登場。フィギュアスケートの2014~2015年シーズンに向けてリリースされたコンピレーションアルバムだ。羽生結弦選手がグランプリファイナルのエキシビションで使用したサラ・オレイン「The Final Time Traveler」をはじめ、ショパンの「バラード第1番」、『オペラ座の怪人』より「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」、“海上自衛隊の歌姫”こと三宅由佳莉による「夢やぶれて」など、人気トラックを多数収録している。

 タワーレコードによる「Sony Classicalスペシャル・セレクション」第8期第1回10タイトルのうち、6タイトルが一挙チャートイン。歴史的名盤の色褪せない人気を見せつける結果となった。3位は名手ジノ・フランチェスカッティによるチャイコフスキー、メンデルズゾーンのヴァイオリン協奏曲。4位はジュリアード弦楽四重奏団全盛期に収録された、シューマン弦楽四重奏曲全集の世界初CD化。7位はイギリスの名匠サー・コリン・デイヴィスがヨーロッパ屈指の音響を誇るヘルクレスザールに響かせた、重厚なベートーヴェン。9位はルドルフ・ゼルキンが1960年代にステレオでソニー・クラシカルに残したモーツァルトの協奏曲録音から7曲を3枚組で発売。録音当時15歳の息子ピーターと共演している第10番も。12位は2作ともエサ=ペッカ・サロネン指揮。シベリウス交響曲5番はオリジナルLPにペアリングされていた「ポヒョラの娘」「悲しきワルツ」「フィンランディア」など、シベリウス指揮者としてのサロネンの解釈を堪能出来る一枚となっている。もう1作は、彼が愛してやまなかったマーラー最長の交響曲第3番などが収録されている。

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