『美味しんぼ』原作者・雁屋哲さん“鼻血問題”に関する本を来年発行 「反論まで金儲けの手段か」と批判も
今年の春、福島に関してのブログの記述や作品の内容が猛批判を浴びた『美味しんぼ』の原作者・雁屋哲さん。
12月10日に自身のブログを更新、同日発売された『美味しんぼ』第111巻『福島の真実篇 2』の刊行の告知を行い、
例の 「鼻血問題」に対する私の意見は、本にして来年の一月に発行します。
まずは単行本第110巻と111巻をお読み頂いてから、ご意見を賜りたいと存じます。
一部分だけ読んで、あれこれ言うのは反則でしょう。
http://kariyatetsu.com/blog/1713.php[リンク]
と、大炎上となった“鼻血問題”を本にすると発表した。
早速、『Twitter』等のSNSや『2ちゃんねる』などでこの話題について意見が交わされているが、
「炎上商法」
「反論さえ金儲けの手段か」
といったような批判がかなり見られる模様である。
また、『美味しんぼ』単行本111巻については
「美味しんぼ」表現、一部修正=単行本発売―小学館
https://getnews.jp/archives/717404[リンク]
主人公が医者と話す場面では「(鼻血は)原発内での外部被ばくが原因ではありませんね」と因果関係を否定する表現に変更。実在の有識者が「福島が もう取り返しのつかないまでに汚染された」と話していた場面も、「震災前の政府の基準に従えば、住んではいけない所に多くの人が住んでいる」に変わった。
と、セリフが修正されたとのこと。こちらについても「内容を修正しておいて反論本を出すというのはどういうことだ」という疑問の声があがってるようだ。
※画像は『雁屋哲の今日もまた』より引用
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