Spotify、世界で今年最も再生されたアーティスト/曲/アルバムを発表
イギリスのシンガー・ソングライター、エド・シーランが、Spotifyで今年最もストリーミング再生されたアーティストとなった。
音楽ストリーミングサービスのSpotifyは12月3日、2014年のトップ・ストリーミング再生アーティスト/アルバム/楽曲を発表。今年、世界で最もストリーミング再生された楽曲は、ファレルの世界各地で話題となったシングル「ハッピー」だったことも明らかになっている。
Spotifyで8億6,000回以上聴かれたシーランだが、最新アルバム『x(マルティプライ)』は4億3,000回再生されたといい、世界で最も再生されたアルバムに。彼の興行上の成績がSpotifyでの成功にも反映される結果となった。シーランは、2015年ワールドツアーのUKツアーをロンドンの伝説的なスタジアム、ウェンブリー・スタジアム3公演にてスタートさせる。なお、その数か月後のオーストラリア・ツアーでは、完全に一人(シーランはループペダルとアコースティック・ギターのみでステージに上がる)でヘッドライナーのアリーナ・ツアーを行なう、ジョン・デンバー以来20年ぶりのミュージシャンになるそうだ。
なお、2014年に世界で最も再生された女性アーティストはケイティ・ペリーで、グループではコールドプレイといった結果になっている。
今年、70億時間以上の音楽が5,000万人以上のユーザーによって再生されたとしているSpotify。10月末には、テイラー・スウィフトがストリーミング配信サービスから自身の全楽曲を引き上げ、これに続きカントリー・スターのジェイソン・アルディーンなど数組のアーティストが楽曲を削除するといった事態があり、衝撃を受けている。
ランキングにはこの他、エミネム、カルヴィン・ハリス、アヴィーチー、デヴィッド・ゲッタなどが入っている。
また現在、米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で3位となっているHozierの「Take Me To Church」は、世界で最も急速に広まった曲となった。
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