中国では餃子よりウーロン茶のほうが高額

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中国で餃子を食べるとかなり安価だが、一緒に飲み物を注文するというのなら、ウーロン茶はやめておいたほうがいい。すべての地域とはいわないが、ほとんどんの店で餃子よりウーロン茶のほうが高額なのである。

店名はふせるが、中国・瀋陽市にある餃子の老舗は非常に安価で満腹になるほどの餃子を食べることができるが、ウーロン茶の価格が餃子の3~4倍する。その理由は中国の文化にある。

中国では家族や親友たちと一緒に外食することが多く、ひとりひとり飲み物を注文することは少ない(アルコールとソフトドリンクに分かれることはあるが)。みんなでウーロン茶を注文するのだ。みんなで注文してもウーロン茶のカウントはひとつ。5人で注文しても8人で注文しても、ウーロン茶はひとつだけしか注文されていないことになる。

そう、ひとつのテーブルでひとつのウーロン茶をキュウスで分け合うのである。よって、ウーロン茶はかなりの量になる。しかし、いくらおかわりしても値段も注文数もおなじ。もともと大人数で飲むことを前提とした価格のため、カップルやひとりで餃子を食べに行き、ウーロン茶を注文するとウーロン茶が高額になるというわけだ。

最近はひとりひとつのグラスで飲むことが出る店も増えてきたが、ウーロン茶を注文するときは値段と量を確認したほうがいい。お金がないときは、ウーロン茶ではなくジャスミンテ茶を飲むといいだろう。
 
 
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