『ハイスコアガール』の著作権法違反容疑でスクウェア・エニックスの社員と漫画家の計16人が書類送検

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ハイスコアガール

11月17日、大阪府警が著作権法違反容疑でスクウェア・エニックス(以下スクエニ)及び同社の社員と漫画家の計16人を書類送検したと報じられた。

スクエニの『月刊ビッグガンガン』で連載している押切蓮介先生の漫画『ハイスコアガール』が、SNKプレイモアの著作権を侵害していたとして8月5日にはスクエニの家宅捜索が行われ、8月6日にはSNKプレイモアがスクエニ及び関係者を刑事告訴。10月8日にはスクエニが「SNKプレイモアの著作権を侵害していない」ことの確認を求めて大阪地裁に提訴したことを明らかにしていた。

報道によれば、16人全員が「許諾を取っているかどうか知らなかった」と容疑を否認し、作者は「スクエニ社が許諾を取ってくれていると思った」と話していたとのこと。

『ハイスコアガール』はゲームをテーマにした人気漫画でアニメ化が報じられた矢先の出来事であり、ネットでは注目されていた。今回の

16人全員が「許諾を取っているかどうか知らなかった」と容疑を否認

という報道に対し、編集部の不手際を非難する声は多いようだ。

同日、『GS美神 極楽大作戦!!』や『絶対可憐チルドレン』の作者である漫画家の椎名高志先生(@Takashi_Shiina)は『Twitter』にて

なんの話かは言わないが、そういうネタやるときってそら漫画家はフツー編集が許可とってると思うじゃん・・・(;´Д`)

と、なんの話かはわからないが意味深なツイートを行っている。

また、『HELLSING』や『ドリフターズ』の作者である平野耕太先生(@hiranokohta)は

16人書類送検って、これ多分、編集部全員じゃなかろうか

とツイートしている。
単行本の回収が発表された8月中旬には『Amazon』や『ヤフオク』などでプレミア価格となっていた『ハイスコアガール』だが、現在値段は落ち着いているようである。しかし、連載再開や新刊の発売等は不明。ファンとしては早く続きを読みたいところであるが、果たして……。

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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