まるでタイプライター!レトロ感溢れるオシャレなキーボード

パソコンのお供として欠かせない存在であるキーボードは、今やちまたに溢れかえっている。しかし、キーボードが一般化する以前には、タイプライターという文字入力の装置があった。
味気ないキーボードに一石を投じるユニークなアイテムが、資金調達プラットフォームKickstarterに登場した。目標額の9万ドルを超え、1万3千ドル近くの資金を集めた。
キーボードなのに、一見するとレトロなタイプライター
スタートアップQwerkytoysが開発中の「Qwerkywriter」というキーボードは、一見すると、見た目はあの昔懐かしのタイプライターそのもの。1つ1つのキーは、見慣れた四角形ではなく、縁部分が出っ張って内側がくぼんだ形状の円形のキーになっている。当時のタイプライターに装着されていた、印字用の紙をセットして、紙送りをするためのロールレバーの飾りなどもしっかりついている。
機能もバッチリ、USB、Bluetoothにも対応

しかし、見た目はとてもレトロでも、機能はしっかり現代仕様になっている。全部で84のキーから成るメカニカルなキーボードなのだ。Cherry MX Blue対応のキーになっていて、ちゃんとESCやタブのキー、Appleユーザー向けにコマンドキーまで実装されており、普通のキーボードを打つような感覚で使用できそうだ。その他にもUSBに対応、Bluetooth通信機能まで搭載しているので安心。
ノスタルジック感漂うタイプライター風キーボードだが、もちろん、本物のキーボードのようにかさばったり、重量もない。大きさは12.5×7.5×3.5インチで、重さは3ポンド程度。厚さ5~8インチまでのタブレットを配置するスペースも設けられているので、タブレット愛用者にはうれしい仕様だ。この「Qwerkywriter」は、2015年8月に提供開始予定。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。