小米科技(Xiaomi)、インド空軍の勧告に伴う個人情報漏洩への懸念に対処して声明を発表、インド国内のデータセンター計画も概説

中国メーカー 小米科技(Xiaomi)は、インド空軍が軍関係者とその家族に対して個人用の携帯電話に 同社製スマートフォンを利用しないよう勧告していたと報じられたことについて声明を発表しました。これは、Xiaomi の低価格スマートフォン「Redmi 1S」がユーザーデータを許可無く中国・北京の Xiaomi サーバに送信していたことを発端にしたことです。インド空軍は F-Secure 社のレポートを考慮に入れて軍関係者らに勧告していたと伝えられていました。Xiaomi にこの件について次の 5 点を挙げています。・ Xiaomi のクラウドサービスはオプトイン式で、ユーザーの許可なくアクティベートされない。・ Xiaomi は許可なくユーザーデータを集収しない。たとえサービスを有効にした場合でも再度無効にしたらデータは消去される。・ユーザーの許可を得て集収したデータは AES 128bitで暗号化しており、Xiaomi スタッフでさえ復号化できない。・ Xiaomi は 2014 年初旬より中国以外のユーザーのデータをシンガポールと米国の Amazon AWS に移行しており、10 月末に作業は完了する見込み。2014 年末~2015 年初旬にかけてインド国内のデータセンターにも環境を構築する予定。・ F-Secure 社によって指摘されたセキュリティ上懸念は既に解消済みで、F-Secure 社自身も確認したとしている。インド空軍が行った勧告は軍独自の判断なのでそれは尊重されるべきなのですが、このニュースは一般の消費者への Xiaomi の印象低下に繋がるものになるため、このような声明を出したのでしょう。今回の声明で中国以外で発売されたXiaomiスマートフォンのデータは中国以外の国で管理されることが明らかにされました。中国にデータを送っているという事実が与えるセキュリティへの懸念は払拭されると思います。Source : Facebook(Xiaomi)


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