季節のいぶくろ。 第25回「秋ナスとパンチェッタのグラタン仕立て」

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隠れ家レストラン「shibuya bed」のシェフ・宮田さんとソムリエ・バーテンダー・宮地さんによる食の連載企画「季節のいぶくろ。」。
毎週、旬な食材を使った“簡単”なのに“オシャレ”な料理と、それに合うワインを紹介していただきます。食にまつわる豆知識も満載です。
さて、今回のメニューは…?

「秋ナスとパンチェッタのグラタン仕立て」

 

宮田さん

宮田:今回のテーマは「秋ナス」です。「秋ナスとパンチェッタのグラタン仕立て」の作り方をご紹介します。

宮地さん

宮地:ワインは、こちら。「リースリング・ゼクト2011」です。オーストリア、カンプタール産の、スパークリングワインです。

宮田さん

 

宮田:グラタンには、いろいろな野菜が合います。いろいろな素材で、試してみましょう。

 

秋ナスとパンチェッタのグラタン仕立て

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作ってみましょう!!

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~料理のポイント~
・ナスは油を多くすってしまうので、少し多めの油でソテーしたほうが良いです。パンチェッタの代わりにベーコンで代用可能です。

~秋ナスの栄養効能~
・秋ナスには、食あたり、のぼせ、歯痛、口内炎、癌、高血圧、動脈硬化、眼精疲労などの予防に効果があります。

 

 

今回の料理に合う、オススメのワインをご紹介。

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スパークリングワイン
スパークリングワインは概ねシャンパーニュとその他とに大別されて来たように思います。その大きな理由はフランス、シャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインが泡のきめ細かさや味わい、品質でその他の産地を圧倒しているからです。またシャンパーニュ地方で栽培されているピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの三品種は多くのスパークリングワインのベーシックな葡萄品種としても世界の多くの産地で定着しています。以前からこのスパークリングワインの世界でシャンパーニュに次ぐ産地はどこか?という話題は尽きる事なく繰り返されていて、一時期は温暖化を背景にシャンパーニュの僅か北に位置するイギリス南端沿岸部から高品質なスパークリングワインが産まれた事もあり、注目されていました。ただそれはワインとしてはシャンパーニュの延長線上にあるもので、シャンパーニュと並ぶにはもっと永い時間がかかる事のように思えます。
最近ティスティングする機会があって、僕が驚きを覚えたのはオーストリアのシュタイニンガー。
その泡のきめ細かさ、ワインの繊細さ、高い品質に驚いたのはもちろんですが、ドイツ、オーストリアは栽培品種をはじめ、独自のワイン文化を形成しているためリースリングやグリューナー・フェルトリーナーといった品種由来の個性に品質が兼ね備わったワインはシャンパーニュとは違ったアプローチを持った個性あるスパークリングワインの楽しみ方を提案してくれています。近い将来シャンパーニュに並ぶ高品質スパークリングのポジションはドイツ、オーストリアのゼクトに可能性があるのではないかと考えています。

shibuya bed
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−23−13
電話:03-3476-6120(ご予約承ります)
OPEN:18:00~26:00(土曜・日曜・祝日定休)
shibuyabed ホームページ http://www.shibuya-bed.jp/
イラスト 米原千賀子/illustration Chikako Yonehara

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