今どきファミリーは幼稚園・保育園の写真もデータがいい!? 「自分の子どもが映っているものだけ欲しい」47%とホンネも [オタ女]

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アルバムを充実させるためには枚数があればあるほどいい、かわいい我が子の写真。幼稚園や保育園でも主にイベントがあった時に撮影し、現像したものを壁に掲示して保護者に販売するケースが多いですが、「忙しくて園まで見に行けない!」「たくさん買いたくてもお値段が……」というパパ・ママもいるのではないでしょうか。

株式会社うるるが運営するリサーチサービス『暮らしの根っこ』が2014年1月から3月にかけて730名から集めた調査によると、先生や保育士が撮影した写真に興味の有無に関して「自分の子どもが写っているものだけ欲しい」が47%という結果に。2位は「自分の子どもが写っていても全部は要らない」の39%となっており、自身の子が良く撮れている写真なら欲しいというホンネを感じ取れます。また、一ヶ月に欲しい枚数は「5枚」が240人、「10枚」が204人となり、「プリントされた写真は1枚いくらくらいまでなら購入しますか?」という問いには、「100円」が168人、「50円」が164人という答えが多く寄せられています。
さらに、写真の配布方法について、「プリントされた状態」が54%を占めていますが、「画像データ」(24%)「両方」(17%)と4割はデータも欲しいという声に。「画像データは1枚いくらくらいまでなら購入しますか?」という質問には「無料」(209人)「10円」(122人)「50円」(104人)という順になっています。紙代がないのであればタダか安くなるのでは、ということなのでしょうか。

一方、幼稚園・保育園側へのアンケートでは、半数以上が保護者に写真を配布しており、その61%がプリントされた写真を壁に貼り出して希望する写真を買えたり無償配布しているとのこと。また、画像データから選べるところ(11%)や、インターネット上のサービスから選べるところ(12%)もあり、データで用意をする園も増えているようです。とはいえ、1ヶ月に100~150枚程度の写真を閲覧できるようにしている園(91人)が多く、300枚以上というところも44人が解答するなど、先生や保育士の方々がニーズに応えようと労力を割いている実態も透けて見えます。

このような調査を受けてうるるでは写真販売システム『園ナビPhoto』を開発。簡単な操作でPCより画像を登録し管理、販売価格の設定が可能になり、保護者側もパソコン&スマホからいつでも閲覧できるようになっています。開発を担当した野坂枝美さんも1歳児と5歳児を育てるママで、沢山の写真から選ぶ大変さや、釣り銭の出ないように写真代金を持参できず購入期限に間に合わなかった経験が着想のきっかけとのこと。このようなサービスの登場で、今後は保育機関によるデータ配布の敷居が下がることが期待されます。

園ナビフォト
http://www.youchien-hoikuen.info/photo/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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