季節のいぶくろ。 第23回「戻り鰹の炙りカルパッチョ フルーツトマトのドレッシング」

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隠れ家レストラン「shibuya bed」のシェフ・宮田さんとソムリエ・バーテンダー・宮地さんによる食の連載企画「季節のいぶくろ。」。
毎週、旬な食材を使った“簡単”なのに“オシャレ”な料理と、それに合うワインを紹介していただきます。食にまつわる豆知識も満載です。
さて、今回のメニューは…?

「戻り鰹の炙りカルパッチョ フルーツトマトのドレッシング」

 

宮田さん

宮田:今回のテーマは「戻りカツオ」です。「戻り鰹の炙りカルパッチョ フルーツトマトのドレッシング」の作り方をご紹介します。

宮地さん

宮地:ワインは、こちら。「ティオ・ペペ」。スペイン南部アンダルシア地方の独特の製法による白ワインです。その潮のような風味は時に日本酒や通常の白ワインよりも海の幸を際立たせてくれます。

宮田さん

 

宮田:鰹は今の時期が1年で最もおいしいです。たまには、刺身以外の料理で食卓を豊かに飾るのも良いですよね。

 

戻り鰹の炙りカルパッチョ フルーツトマトのドレッシング

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作ってみましょう!!

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~料理のポイント~
・鰹は臭いが出やすいお魚なので、購入したら早めに食べましょう
・フルーツトマトは、カットしてから少量の塩をしておくと、余計な水分が抜け、甘みが増し美味しくなります。
・鰹は今の時期が一番美味しいので、刺身以外のオシャレなお料理で食卓を豊かにするのも良いですよね。

~鰹の栄養効能~
高血圧予防、ボケ防止、動脈硬化予防、眼精疲労予防、肝機能強化、疲労回復等があり、鉄分が多く含まれているお魚なので、貧血予防にもなりますよ。

 

 

今回の料理に合う、オススメのワインをご紹介。

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花咲くワイン
シェリーはスペイン南部アンダルシア地方の独特の製法による白ワインです。発酵が終わった後に発生するフロール(花の意)と呼ばれる酵母膜によりシェリー特有の風味がワインに加えられます。甘口から辛口まで幅広く、ティオ・ペペはフィノと呼ばれる薄い色調の辛口ワインに分類され、その潮のような風味は時に日本酒や通常の白ワインよりも海の幸を際立たせてくれます。
日本ではドラマ探偵物語の松田勇作さん演じる工藤ちゃんがこのティオ・ペペを愛飲していたことが有名です。劇中で「何かお飲みになります?」と聞かれ「そうですな。ヘビードライなシェリー酒、例えばティオ・ペペなんか」というやり取りが随分印象的で、僕自身初めてティオ・ペペに出会った際はこれが「ヘビードライ」かと感慨深かったことを覚えています。
もっとワイン同様親しまれて欲しいと思うお酒のひとつです。

shibuya bed
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−23−13
電話:03-3476-6120(ご予約承ります)
OPEN:18:00~26:00(土曜・日曜・祝日定休)
shibuyabed ホームページ
イラスト 米原千賀子/illustration Chikako Yonehara

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NeoL/ネオエル

都市で暮らす女性のためのカルチャーWebマガジン。最新ファッションや映画、音楽、 占いなど、創作を刺激する情報を発信。アーティスト連載も多数。

ウェブサイト: http://www.neol.jp/

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