オーストラリア・メルボルンにはリーズナブルな直行便で! ファッショナブルな街と雄大な自然を楽しむ“ぜいたく大人旅”を体験
夏日も少なくなり、少し肌寒くなってきました。これからの季節、旅行には暖かい地域に出かけたいものですよね。日本が寒い時に暖かい地域といえば南半球、オーストラリア! 観光地といえば大都市シドニーがメジャーですが、最近ではオーストラリア第二の都市、メルボルンも魅力的。といっても、オーストラリア自体が遠いし、メルボルンって日本から行くのが面倒そう……。そう感じる人もいるのでは? しかし実は日本から直通便が出ているので乗り換えもなくて楽々行けちゃいます。
メルボルンへの飛行時間は成田空港から約10時間。さすが南半球、ちょっと遠いです。でも着いてみると時差はなんと1時間しかない! 時差に悩まされる心配がありません。日本が朝7時の場合、メルボルンは朝8時。日本より時間が進んでいる地域って珍しいですよね。
また、遠いと飛行機代が気になるところ……。ですがLCC(ローコストキャリア)のジェットスターで行けば片道2万9000円、普通だったら何十万もかかるビジネスクラスでも片道7万円からというリーズナブルさ! 宿泊もセットになったツアーで申しこめば更にお得に。なんだかオーストラリアも身近に感じてきて……さらっとオーストラリア・メルボルンへ行ってみました。
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お昼間12時の便で成田を飛び立ち、着いたのは夜の12時。もちろんホテルへ直行! フライトで疲れた身体を休め、次の日から観光を楽しむことができます。チェックインを待たなくていいし、疲れた身体で観光をしなくていいので、この便はイチオシ。
また、航空券が安い分、機内食などでコストを削っているLCC。でもビジネスクラスなら食事も軽食も提供され、お酒も飲み放題。LCCでの長時間フライトもちょっとぜいたくに楽しめます。
メルボルンで“ぜいたく大人旅”
街中を歩くとカラフルだったり変わった形のオシャレな建物が目に入ってくるメルボルン・シティと言われる中心地。ファッションやアートなど、今オーストラリアの流行の発信地としても注目されている都市だとか。ビクトリア様式の装飾の美しい建物と現代的なスタイリッシュなデザインの建物が共存するのがメルボルン的。
でも緑がないわけではなく、メルボルンの約60%が緑地で、公園や庭園が多いそう。散歩も気持ちいいです。
一周30分の大観覧車“メルボルンスター・オブサーベーション・ウィール”には、観光プランの前半に乗るのがオススメ。夜景も絶対キレイなのですが、昼間に乗ればどこに何があるのか、街全体を見渡して知ることができます。
ゴンドラは15人乗り。1つのゴンドラを貸し切って、ゴンドラの中で軽食とシャンパンを手に景色を楽しむプランもあります。なんてラグジュアリーな空間……! プロポーズに使う人もいるそう。
24時間入ることのできる“クラウンカジノ”もあり、夜景もきらびやか。そして夜は気兼ねなく出歩くことができるほど、治安が良いのもこの街の素敵なところです。
メルボルン市街は路面電車“トラム”が走り、頭上には電線が張り巡らされています。トラムはレトロな形のものからスマートな見た目のものまで、デザインがさまざま。いろいろな広告のラッピングトラムも走っていて、見飽きません。
赤茶色の一際レトロな雰囲気の“シティーサークル・トラム”は、なんと無料で利用できるもの。メルボルンの人はもちろん、観光客の足にもなっています。
メルボルンのシンボルは中心部にある“フリンダース・ストリート駅”。1854年にオーストラリア国内初の駅として完成した建物は、古さを感じさせず、街の景色に溶け込んでいます。
入口にはたくさんの時計が並んでいますが、これは各路線の次の発車時刻を示しているんです。アナログさがオシャレ!
最もメルボルンらしく、独特の雰囲気をもっているのが、メインストリートから続くレーンウェイと呼ばれる石畳の小径や19世紀の佇まいそのままの小路地。オシャレなカフェが軒を連ねるカフェ通りはいつも混雑しているほど、メルボルンの人はコーヒー好き。
また、約1km続くイタリンレストランが連なるイタリア人街や、パリの雰囲気が漂う“パリスエンド”と呼ばれる通りもあり、ヨーロッパを感じることもできます。
一面にストリートアートで埋め尽くされた路地も! メルボルン市街には公にストリートアートをしてよい場所が幾つもあり、誰でも自由に壁面に大きな絵を描くことが可能。その代わり、指定されている場所以外は落書き厳禁です。
メルボルンといえば、街の中心部にそびえ立つ“ユーレカタワー”も名所。南半球で最も高い、地上285m、88階にある展望台“ユーレカスカイデッキ88”から、メルボルンの全景を一望できます。
動画URL:http://youtu.be/tkP6FaecXfM
遮光切替ガラスのキューブが建物から滑り出す“ザ・エッジ”は世界でここしかできない体験。小部屋に通され待っていると、だんだんその小部屋が外にせり出し、パッと壁や床のガラスが透明に! 高所恐怖症の人は絶叫するアトラクション的展望台です。
メルボルンの一番ファッショナブルな街、サウスヤラにある人気カフェ“マーケット レーン コーヒー”では週末にコーヒーのテイスティング体験“コーヒー・カッピング”を開催。日本人のコーヒーロースター、トシさんも働いているので、コーヒー好きの人は訪れてみては?
また、メルボルンからちょっと足を伸ばして、世界一キレイな海岸線“グレート・オーシャン・ロード”やヤラバレーのワイナリーを訪れたり、オーストラリア最古の蒸気機関車に乗ったり、もちろんコアラウォッチングも。
食事はなんと言っても本場のオージー・ビーフ! ステーキをたらふく食べ、ワインなどのお酒を堪能できるのも、おとな旅の楽しみ。
オーストラリアの新しいモノと郊外での雄大な自然を味わえるメルボルン。オーストラリアの観光地はシドニーメインだけじゃない! ということを実感できました。
また、来年にはジェットスターのボーイング787型機も就航する予定。ANAやJALも取り入れている機体でLCCでは初。加湿器を導入していて乾燥が軽減されていたり、気圧を高く保つので疲労感が少ないらしい……! 既に他のツアーで乗った人の感想を聞いたところ、「最新の機内は乗り心地も良く、乾燥具合もかなり違った」とのこと。更に快適な旅が期待できそうです。
想像以上にハードルの低かったメルボルンへの旅。これからの旅の候補に入れてみては?
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