くるり、インタヴューで語る新作のハイレゾ配信

くるり、インタヴューで語る新作のハイレゾ配信

くるり、11作目のオリジナル・アルバム『THE PIER』のハイレゾ音源が、9月17日(水)より、OTOTOYにて配信開始された。

前作『坩堝の電圧』より、約2年ぶりとなる本作は、アジア、中東、欧米、アフリカといった世界各地の音楽的情緒を取り込み、過去、現在、未来を行き来できるような要素がふんだんに詰め込まれている。それにより、どこかで聴いたことがある懐かしさを持ちながら、まったく聴いたことのないような新鮮な作品となっている。

今回のハイレゾ配信は、くるりのフロントマン・岸田繁が、4月20日につぶやいたTwetterでの発言がきっかけで実現したといえる。自分たちの作品を、mp3音源、CD用マスター音源、ハイレゾ配信用音源で聴き比べた結果、ミュージシャンが録音しているときに聴いている音にハイレゾ音源が 一番近いということを感じ、「今後CDが市場の主力商品じゃなくなって、 ハイレゾ配信になるならば、本気でそれを浸透させることをやりたいと思っている。それは、作り手として、リスナーとして、ビクターの契約ミュージシャンとして思うことだ」と岸田が発言、大きな話題を呼んだ。(詳細はこちらのまとめを参照 ⇒ http://togetter.com/li/657129)

そのつぶやきを観たOTOTOYは、すぐさま岸田氏に連絡。OTOTOYの編集長、飯田仁一郎が、くるりが結成された立命館大学の音楽サークル“ロック・コミューン”の後輩ということもあり、ビクターのスタッフを含め何度も話し合いを重た結果、『THE PIER』ハイレゾ配信が実現した。なお、OTOTOYでは、飯田による、くるりへのインタヴューを掲載。 くるりが感じているミュージシャンとしての使命感、ハイレゾに対する想いが語られている。

なお、OTOTOYでは、ハイレゾ視聴環境のない方のために、9月17日(水)11時〜17時30分までオフィスを開放。『THE PIER』のハイレゾ音源を試聴することができる。ハイレゾが気になっているけど、どんなものか試してみたいという方は、応募要項を読んで、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。(西澤裕郎)

・くるり インタヴュー(OTOTOY)
http://ototoy.jp/feature/2014091700

くるり、インタヴューで語る新作のハイレゾ配信

くるり / THE PIER(24bit/44.1kHz)

収録曲 :
1. 2034
2. 日本海
3. 浜辺にて
4. ロックンロール・ハネムーン
5. Liberty&Gravity
6. しゃぼんがぼんぼん
7. loveless
8. Remember me (wien mix)
9. 遥かなるリスボン
10. Brose&Butter
11. Amamoyo
12. 最後のメリークリスマス
13. メェメェ
14. There is (always light)

配信形態 : ALAC、FLAC、WAV
販売価格 : 単曲 540円(税込み) / まとめ購入 3,240円(税込み)

・くるり / THE PIER(24bit/44.1kHz) 配信ページ
http://ototoy.jp/_/default/p/45423

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. くるり、インタヴューで語る新作のハイレゾ配信

OTOTOY

ハイレゾ音楽配信/メディア・サイト。記事も読めるようになったアプリもよろしくどうぞ。

ウェブサイト: http://ototoy.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。