3人に1人はいる!? 日本一雨女が多い県はどこ?『全国雨男・雨女調査』

ウェザーニューズ『全国雨男・雨女調査』

ウェザーニューズは、梅雨の季節に雨を楽しむ企画『雨プロジェクト』の一環として、『全国雨男・雨女調査(6月21~23日実施)』の結果を発表しました。「雨男・雨女を解き明かせ」と題して行われたこの調査は、1万96人(男性41%、女性59%)の有効回答結果をまとめたもの。これまで謎に包まれていた“雨男・雨女”の真実に迫る結果が判明しています。

「雨男・雨女と言われたことがある?」という質問には、39%が「はい」と回答。日本人の4割ちかくが雨男・雨女と言われたことがあることが判明しました。しかし「あなたは雨男・雨女ですか?」という質問には、33%が「はい」と答えており、自覚のない“隠れ雨男・雨女”が6%いるようです。また、「雨男・雨女と言われたら?」への回答は「気にしない(41%)」「悲しい(36%)」「腹が立つ(20%)」と、半数以上の人がネガティブな感情を抱く傾向が。なかには「うれしい(3%)」という変わり種もいるようですが、「あなたは雨男ねえ」などのセリフの使いどころには要注意、です。

ウェザーニューズ『全国雨男・雨女調査』

雨男・雨女の都道府県ランキングでは、和歌山県(43.7%)が一位に。2位以下はは石川県(41.3%)、島根県(40.0%)、新潟県(38.8%)、長崎県(38.3%)と続きます。なお、日本で最も雨男・雨女が少ないのは、山形県(21.4%)。つづいて滋賀県(25.7%)、佐賀県(26.2%)。また、雨女・雨男の比率では、雨男が29%、雨女は36%と、雨女のほうが多いという結果になりました。思い当たるところがある人はいるでしょうか?

ちなみに、雨男・雨女に「雨に降られる時、どんな降り方ですか?」との質問し、「ポツポツ・パラパラ」「サー」「ザーザー」「ゴォー」「いつも突然」から選択してもらったところ、雨男は「ザーザー(34.1%)」、雨女は「サー(33.4%)」が最も多く、降られる雨の強さに違いがあることがわかりました。雨男のほうが雨を降らせるパワーが強いのかもしれませんね。

雨の多い梅雨の季節には肩身の狭い雨男・雨女ですが、ひと雨降ってほしい真夏にはちょっと人気が上がるかもしれません。同調査では、実は一年でいちばん雨が多い「金・土・日の週末を避けてお出かけ」するといいとのアドバイスもありましたが、雨男・雨女からの脱出を狙う人は、ぜひご参考に!
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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